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「残念だ、女の方を仕留めるつもりが男の方を仕留めてしまうなんて…男の肉は嫌いなんだがね」
先程話しかけてきた、大きな帽子を被った男が喋る。
「生憎だが俺ァ仕留められたつもりはねぇなァ」
背中にできた傷を、まるで何でもないかのように話す。
「おや、傷はかなり深く入れたつもりなんだが…おや、そちらの刀は鬼狩りの方でしたか」
何かを理解したかのように話す鬼は、何処か余裕そうだった。
「随分と余裕そうじゃねぇかァ、舐められたもんだなァ？」
「既に手負いの鬼狩りなんて、怖くもない」
その言葉にぴくりと眉が動く。
「だったら試して見るかァ？手負いの鬼狩りにテメェが勝てるかどうかをよォ」
「勿論、鬼狩りなんてのは殺すにかぎ……！」
鬼が1歩、動こうとした瞬間。よろけて驚いた顔をし膝を付いた。
「おいおいどうしたァ？俺はまだ何もしてねぇぜェ？」
剣を抜きながら鬼にずかずかと近づく。
「な、なんだ
『！』
不死川さんは稀血の中の稀血、鬼は千鳥足になりながら立っているのもきついのか、倒れ込んでしまった。
恐らく稀血のせいだろう。
「は、はは、はぁ…はぁ…冗談だよ、もう人なんて食わないから…」
「テメェは人に紛れんのはうめぇが、糞程弱ぇみてぇだなァ」
不死川さんが刀を構える。
「や、やめ…」
やばいと察した鬼が、体を引きづってでも逃げようと動いたと同時。
「“風の呼吸 伍ノ型
不死川さんが風を、大きな渦の様に纏って。
鬼の叫び声と共に、静かに風が消えていく。
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まの(プロフ) - 凪子さん» 嬉しすぎて変な声が…応援ありがとうございます！これからも頑張ります！ (2021年3月4日 5時) (
レス) id: 60c99e3d1c (このIDを非表示/違反報告)
凪子(プロフ) - 何回も押したくなる作品です！これからも応援しています(^^) (2021年3月4日 4時) (レス) id: 33c3d87eb8 (このIDを非表示/違反報告)
まの(プロフ) - 凪子さん» 1つの作品に1回しか評価はできません。いえいえ！作品を見て下さりありがとうございます！ (2021年3月3日 23時) (レス) id: 60c99e3d1c (このIDを非表示/違反報告)
凪子(プロフ) - これって、一回しかできませんよね？頭悪くて、すみません。 (2021年3月3日 22時) (レス) id: 33c3d87eb8 (このIDを非表示/違反報告)
まの(プロフ) - 凪子さん» コメント欄の少し上に、お星様が10個並んでると思うんですが、そこの1番右が1番高評価って事になってます(伝われ…) (2021年3月3日 22時) (レス) id: 60c99e3d1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まの | 作成日時：2021年2月15日 20時
