リアルなエイトのホレール矢！2

49.黄side ページ2

すばるくん、、遅いなぁ

もう俺がここに帰ってきてから1時間以上経つのにすばるくんは帰ってこおへん、、



ガチャ

「すばるくん！」

そんなことをずっと考えていると

ドアが開く音がして玄関まで駆け寄る

「、、すばるくん？」

すばるくんの様子がおかしい

俺の方を全く見ようとしない

赤「りょう、、ただいま」

声にも元気がない

「すばるくんどうしたん？なんか様子がっ「ええから」


「え、、」


赤「ええから、、今は1人にさせて、、」


そう言うとすばるくんは自分の部屋へ行ってしまった



なんだか力が抜けてソファに座り込む

ふと自分の頬になにかが伝う

それを拭うと、今度はせき止めていたものが溢れでるようにして流れた



、、そう、こういう時の自分は無力だ


すばるくんの気持ちを分かる事も


寄り添う事も


俺にはできない


こんなにも会いたくて


触れたくて


愛しくても


俺は人を傷つけることしかできない


すばるくんも、あの人も


「、、、うっ、、っ、、グスッ」

溢れ出たものは全く止まろうとしない



こういう時に気持ちをコントロールできない自分



強気に言ってもほんまは怖くて仕方がない自分


「ほんま、、っ、、俺って、、っ」


なんでこんなに弱いのか、、

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