リアルなエイトのホレール矢！

27.橙side ページ29

叶わないなら叶わないで


今のまま側に居ってくれればよかった


でも、、








大倉にホレール矢の解き方を教えると


予想通り驚いた顔をした



普通なら信じがたいことだけど



信じてくれて、しかも気を遣ってくれているのだろう


他には何も聞いてこなかった


大倉に気を遣わせてる自分が情けない、、






緑「ってことはさ、、俺らが惚れた三人を好きにならなきゃ治せへんのやろ？」



大倉はハッとしたように言う



緑「もしかして丸、その解決法だとあの三人が惚れたまま戻れへんから落ち込んでるん？」


違う、、



そうやない、、、





「あかんねん、、」




緑「え？何が、、、」









「戻ったらあかんねん」



言ってしまった





察しのいい大倉なら気づいてしまうだろうか



どう反応するのだろうか、、




緑「ふふっ、そんなことか笑」



「ふぇ？？」


大倉の予想外の反応に変な声が出た



驚いて大倉のほうを見ると



大倉は微笑みながら近づいてきて


誰にも聞かれないように



僕の耳元で囁いた









緑「"すばるくんが亮ちゃんに惚れたらあかん"やろ？」






、、、バレバレやん苦笑

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