とっとこはむちゃん【短編集】 (ページ4)

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3回戦目はパ・リーグ、セ・リーグから勝ち抜いた者の
戦いとなった

"信号機で、正しいものはどれ？"

『(わからん、みんなが走るところに行こ)』

浜野は周りからワンテンポ遅れてBに向かったため、Bの席に座ることはできなかった
　

『(席埋まっちゃった、止まらなきゃ！)』

F66(待って、はむちゃん急に止まるやん！)

浜野は急ブレーキをかけたが、後ろで走っていた万波は
急に止まることができず浜野を抱えてそのままの勢いで
隣のCに座った

F66「あっぶね〜」

『？？？』

F66「このままC来る？」

訳がわからず困惑する浜野に万波が提案したその時

T1「Aーー！こっち来て！！」

『あー、呼ばれたんで､､､』

F66「あっち行く？」

浜野は頷きAの森下サンドの間に座った

T1「さっき追突事故起きてなかった？」

『大丈夫、まんちゅの反射神経のお陰で』

C18「あれ、万波のことまんちゅって呼んでんの？」

『こっそりそう呼んでます
　本人の前はちゃんと万波さんって呼びますが』

T1「あいつはそんなの気にしないと思うけど？」

　

一方万波はというと

F66(俺ひとりかー、寂し)

などと考えていた

正解が言い渡される前に村上はマイクを向けられて自信満々に

T41「これで間違えてたら教習所からやり直しですよ！」

と言葉を放った

『うわぁ、しょーきさんめっちゃ大口叩いてるけど大丈夫かな？』

T1「あれで間違えてたら面白いわ」

そう言った森下の発言は見事に的中し、正解はCであった

F66「ええええええ！！？俺、一人勝ち！？」

『うっっわ、まじかよ』

万波の喜んでいる姿の後には浜野の悔しそうな表情が場内のスクリーンに映っていた

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T1「はむちゃんはまだ教習所行ってないもんね〜」

『もりちたが呼んだんでしょ』

T1「でもそれに従ったのはAやろ」

T41「喧嘩すんな」

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