とっとこはむちゃん【短編集】

はむちゃんvs…？　Instagram ページ10

ファンside








ある日浅野選手のストーリーに爆弾が投下された




爆弾とはもちろんハムちゃんのことで

練習終わりでロッカーに行くところのようだった



　
『そこ退いてくれる？』




どうやら浅野選手の隠し撮りのようだった


ハムちゃんは誰かに話しかけており、
こちらに気づいていない



『駄々こねて床に転がってもダメ
　帰るべき場所に帰りな








　猫ちゃん』





相手は猫だった


　

ハムちゃんは直立不動、猫は床に転がりハムちゃんを見上げている



『私今練習終わりで汗かいてんたけど』


猫「ﾅｧｰﾝ」



猫は一鳴きして腹を見せた

その途端、






がばｯｯ




『うりうりうりうりうり』


　

何とハムちゃんが猫ちゃんに覆い被さるように
猫ちゃんを構い始めた




51「ん"ん"ん"」(小声)


40「ぐふぅ"」(小声)


35「ｯｯｽｰ」(小声)


55「ぶっふ」(小声)
　



撮影者達の声が入り、
ルーキーズの4人が見ているとわかった




ハムちゃんは撫でる手を止めずずっと猫ちゃんに夢中のようだ


ある程度撫で終わった後、ハムちゃんは今度こそ帰ろうとした



しかしながら猫というものは罪な生き物で

ハムちゃんの足元をすりすりとついて来た




『うぐっ』




これにはハムちゃんも離れ難くなった

また一連のナデナデをし終わって帰るところで




『次会ったら覚えとけよ

　今度は骨抜きにしたらあ』





可愛い(？)捨て台詞をはいてハムちゃんは帰って行った

・→←名前の由来　ファンside

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す