【第5人格】お兄ちゃんと結婚するって言ったじゃん!! (ページ49)

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45話ページ49

ドアを開けるとそこには小さな黒髪の女の子が立っていた

｢えっと……｣

信徒｢ｲﾗｯｼｬｲﾏｾ…ｲﾄﾞｰﾗ様ﾊｺﾁﾗﾃﾞｽ｣

カタコトで話し始めた……少し聞にくいけど…よく聞いたらわかる……

少し歩きとある大きなソファーの前で信徒さんが止まった

信徒｢ｲﾄﾞｰﾗ様アリシア様ｦ連ﾚﾃｷﾏｼﾀ｣

ソファーの上には誰もいないはずなのに……どこにいるのかな……

するとパチンっと音がしたと思うと目の前には蛇のような下半身を持った女性がでてきた…

イドーラ｢やっぱり…あなた××協会のシスターじゃない｣

｢へ？あ……そうですよ…｣

イドーラ｢私そこの神と知り合いだったのよ｣

｢はい…それは神様から聞いています……｣

な、なんか話しずらい……

目の前にいて今話しているのは正真正銘の神様なのだから……

緊張してあまり話せていない私に気づくと

イドーラ｢そんなに緊張しないでちょうだい…あ、そこの信徒～お茶と茶菓子をもってきて頂戴｣

信徒｢ﾜｶﾘﾏｼﾀ｣

信徒さん達はキッチンへ行ってしまった…

｢そ、そんなに気を使わなくてもいいんですよ……｣

イドーラ｢いいのよ～それに神の言うことは？｣

目元は見えないが口元を見るだけでわかるほどにやけている…
私が神職に着いていたからであろうか……

｢はぁ……神の言うことは絶対です……｣

それを聞くなり

イドーラ｢はい!!よく言えました～!!貴方のところのシスターハンター優秀ね～羨ましいわ〜｣

｢はぁ……｣

すると奥の方からｶﾁｶﾁと音が聞こえた

信徒｢ｲﾄﾞｰﾗ様ｵ茶菓子ﾄｵ茶ｦｵ持ﾁｼﾏｼﾀ｣

｢お、重たそうだね…私が持つよ｣

重たそうにお盆を持っている信徒ちゃんからお盆を受け取りテーブルに置く

確かに小さい子どもには茶菓子とコップいっぱいに入った飲みのもを持ってくるのは重労働

イドーラ｢あら～信徒にも気を使ってくれるのね優しい子ね｣

しゅるしゅると蛇の尻尾を動かしお盆を持ってきてくれた信徒ちゃんの頭を撫でている……

信徒ちゃんも嬉しそうにしている……可愛いなぁ～

イドーラ｢でしょ～？うちの信徒は可愛くて強いのよ？｣

イドーラ｢神はなんでもお見通しよ｣

｢そ、そんなことで神の力を使わないでくださいよ……｣

その後しばらく話していた

神様が食べすぎて太ってしまって泣きついてきたことや近くで可愛い動物を見かけた等……