【第5人格】お兄ちゃんと結婚するって言ったじゃん!! (ページ33)

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30話ページ33

｢はい…日頃の感謝を込めて……味は保証できませんが……｣

ナワーブ｢それなら早くみんなを起こさないとな!!美味そうな飯が冷めちまう!!｣

そういうと食堂から走って出ていってしまった……

゛美味そうな飯゛

そんなこと久しぶりに言って貰えた…

教会にいた頃は1人でご飯食べてたし…お兄ちゃんがいた時はお兄ちゃんが作ってたから……

しばらくするとわらわらと人がやってきた

エミリー｢アリシアさんごめんなさいね,1人でみんな分作るの大変だったでしょ｣

｢い、いえ…日頃のお礼です……｣

エミリー｢そう……ふふありがとうね｣

パトリシア｢美味しそうだな!!早く食べよう!!｣

ガウェイン｢新しく来た子猫ちゃん!!ありがとう!!!!｣

イライ｢ガウェインさん彼女はアリシアさんだよ｣

エミリー｢さ！みんな朝ご飯にしましょ!!｣

エミリーさんの一言でみんながそれぞれ食事を食べ始めた……

私も席に着くと

ルカ｢ん!!アリシアくん!!これ美味しい!!｣

とても喜んでいるルカさん…口元にパンくずが……

アンドルー｢ル、ルカ…口元にパンくずが付いてるぞ…あ、あと…アリシア…これ…美味しい……あ、ありがとうな…｣

少し照れながらお礼を言ってくれるアンドルーさん

ビクター【アリシアさん…全部1人で？……お疲れ様です!!!!ウィッグも喜んでます】

満面の笑みで私の方を見てくるビクターさん…
ビクターさんの笑みを見ると心がポカポカする…

｢お口にあって良かったです…また機会がありましたら…作りますよ｣

それを聞くと3人はパ〜っと顔が明るくなった

可愛い……