【第5人格】お兄ちゃんと結婚するって言ったじゃん!! (ページ30)

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27話ページ30

イソップside

明日の試合の準備をしているとロビーに忘れ物をしていることに気づいた

今……ロビー人いっぱいいるだろうなぁ……

でも取りに行かないと……

｢ん〜……｣

ｺﾝｺﾝ

ん？誰だろうこんな夜に…僕の部屋に来るなんて…アリシアかな？

｢今開けます｣

ｶﾞﾁｬ

ﾜﾝﾜﾝ!!

｢ん？あ、ビクターさん…どうしましたか？｣

ビクター【夜分にすみません…ちょっと…アリシアさんについて気になったことがあったので…】

イソップ｢…アリシアについてですか？｣

ビクター【はい,あの…今ロビーにアリシアさんがいるのですが…】

イソップ｢ん？ロビーなら今………あ｣

ビクター【そうなんです…アリシアさん未成年なんです】

イソップ｢で、でも…断ってるかもしれませんし……｣

ビクター【イソップさん……よく考えてみてください……今ロビーにいるのは…コミュ力の高いメンバーです…あの中でアリシアさんがお酒を断れると思いますか？】

しまった……すっかり忘れてた…今あの場にいるのはコミュ力のお化けだらけだ←…あんな中にアリシアが入ったら流されるのに決まってる…

イソップ｢……………無理です…｣

ビクター【そうなんです……なので…もしかしたら………】

イソップ｢か、確認だけ…しに行きましょう…僕も行く用事があったので｣

ビクター【はい……でもイライさんがいるので……多分大丈夫だと思いますが…】

どうか…悪酔いだけしてませんように……

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inロビー

ロビーの扉を開けると酒臭い匂いと泥酔して寝ている人やまだ飲んでいる人がいた…

イライ｢ん？やあ～イソップくん～｣

アイマスクであまり顔が見えないが結構酔っている…

ん？隣にいるのは…

イライ｢あ？…アリシアさんだったらここだよ～寝ちゃったけど｣

イソップ｢……あ、あの…イライさん…｣

イライ｢ん？なんだい？｣

イソップ｢アリシアに…お酒飲ませましたか？｣

イライ｢ん？あ〜デミさんが飲ませてたよ～カクテルを｣

あ〜やってしまった………デミさんめ……

イソップ｢…………ところでイライさん……アリシアの年齢…知ってますか？｣

イライ｢………知らないよ～でも君より年下なのは知ってるよ～｣

イソップ｢まだ…未成年なんですけど…｣

イライ｢え？｣

イソップ｢まだ…未成年…｣

見ているだけでもわかる酔いが覚めて顔が青くなってる…

イライ｢そ、それを早く言ってくれよ!!!!｣