【第5人格】お兄ちゃんと結婚するって言ったじゃん!! (ページ16)

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13話ページ16

イソップside

アリシアと久しぶりの2人っきりの時間……幸せだなぁ……

元々ここに来る時にアリシアも連れていきたかったがもしここが危ない場所だったら……そう考えただけでも全身の血が引いていく

イソップ｢はい…紅茶｣

ｺﾄﾝ

｢あ、ありがとう｣

ｼｰﾝ

気まずい……な、なにか話さないと……

｢｢あ、あのさ｣｣
イソップ｢あ、｣
｢あ、｣

しまった…被ってしまった……

イソップ｢アリシアから言っていいよ｣

｢あ、うん…｣

｢お兄ちゃんは……なんで私がここに来たか気になってる………よね？｣

イソップ｢…そうだよ!!なんでこんな危なっかしいところに来ちゃったの?!お兄ちゃんびっくりだよ!!!!(いや…そこまで…)｣

｢心の声ダダ漏れだよ………｣
イソップ｢っは!!｣

ﾌﾌ…｢そういう所は変わってないみたいだね｣

イソップ｢ど、どういうことさ｣

｢そうだなぁ……私に対して過保護気味なところ…かな｣

イソップ｢それは……たった1人の妹だもん……大事に決まってるよ!!もしアリシアになにかあったら……お兄ちゃん棺に篭っちゃう!!!!｣
言いながら泣き始めてしまった…

過保護超えて監視対象と化している気がする……

｢わ、わかったから泣かないでぇ～｣

イソップ｢じゃなんでこんな危なっかしいところに来たんですかぁ！｣

｢ん〜？あ〜……寂しかった………………………からかな……｣

あれ？なんかキョトンとしてる……

｢お～い………お、お兄ちゃ｣
ｷﾞｭｩｩ

イソップ｢ごめんねぇぇ!!!!寂しい思いさせて!!!!これからはずっとお兄ちゃんと一緒だよ!!!!!!｣

耳元で大声を出さないで…あと涙服に着くからグリグリしないで……

｢ハイハイ………ありがとうね……｣

兄の頭を撫でてあげると兄は｢子ども扱いしないで!!｣と怒ってきた……

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それから時間が進み

｢そういえばさ～｣

イソップ｢ん？どうしたの｣

｢なんで私お兄ちゃんの膝の上にいるの？｣

イソップ｢さぁ………？｣

説明しよう!!
私は今お兄ちゃんの膝の上に座らせられています……しかもがっちりとバックハグまでされており逃げられません…

｢はぁ………いいや…諦めた｣

イソップ｢え、そんなに嫌なの？お兄ちゃん傷ついちゃう……｣

｢あ｣

イソップ｢今度は何｣

｢そういえばさ……ここゲーム？って言うやつやってるらしいじゃん……それって何？｣

イソップ｢え？……知らないでここに来たの?!｣

え？そんなにダメな事だった？