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85推しくん ページ34

ハンバーガーやらはプレートに乗せられて
彼女の席へと運ぶ

美味しい香りが漂ってきてお腹の音が鳴る


「 美味しそ〜!って、さとみくんそれだけでいいの? 」


「 俺そんな腹減ってねーし、朝ごはん食べたからポテトだけで十分かなって 」

足りなかったら半分あげるってニコニコとポテトを頬張る彼女は可愛い

片手でポテトを頬張りながらスマホで隠し撮りをする

朝ごはんを食べずに寝起きでスマホを2時間ぐらいいじってたAはお腹がすいていたらしい


「 こういうのってハマったら毎日でも食べたくなっちゃうよね。そのせいでまた太る。」

さ「 Aはバカ細いし、不健康だから太ってほしい。ちょっとムチムチしてる方が好きだよ 」


最近俺が死ぬほど食わせてるから少し体重が増えたらしい。本人は気にしてるらしいけど。

実際細すぎるより抱き心地のいい女の子って感じの柔らかさが好き。

この子は細すぎるんだし、それでも可愛いし文句なし


「 でも、自分より太ってる女の子嫌でしょ? 」


別にそんなことないのにな。

言葉と裏腹に無意識にも彼女の指はポテトを掴んでいて食い意地強い所も好きだけどなあ。


さ「 食べ終わったら次どこ行く? 」

「んー、あ!お揃いの食器! 」


今日来た目的を思い出したらしい。

目をまん丸にしてにひひって笑うからおでこをペチンと叩いた。

ほんと、困ったお姫様だ。


.

【さとみくんと出かける】でした。

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作者名:うり【ヤンヘラ系女子】 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2021年11月10日 21時

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