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浜辺に集められた7人は何処か複雑な表情を浮かべていた。すっかり止んだ雪は浜辺に白い層を作った。
遠くから聞こえる足音に気がついたメンバー達はゆっくりと振り返り、少し泣きそうな彼女の姿に驚いた。
JS ｢A……｣
CW ｢どうしたの……？｣
不安気に聞くメンバーの顔を1人ずつ見たあと、彼女は涙を堪えながらゆっくりと口を開いた
A ｢……私が彼女でした。オオカミは、ミンジュとジェミンくん｣
そう言った直後、彼女の瞳から涙がこぼれ落ちた。彼女の姿に釣られるように涙を流したメンバーは走りながら抱きついた
YR ｢ごめんね、気づかなくて…｣
RJ ｢辛かったな｣
A ｢本当だよ！何でオオカミじゃないみんなの方が怪しいの？凄いもどかしかった……｣
HC ｢あはは、本当だな！｣
CW ｢イヘチャン本当に怪しかった！｣
舞 ｢A、ごめんね…｣
JN ｢よく頑張ったな｣
JS ｢A。｣
彼女は耳に残る低い声に目を向けた。そこには優しい顔をしたチソンがいた。彼の姿を目にしたAは大粒の涙を流しながら駆け寄った
A ｢チソンア、チソンアごめんね……｣
JS ｢違うよ、謝らないで？｣
A ｢だって私がもっと……｣
JS ｢Aのせいじゃないから、泣かないで…｣
チソンはポケットからハムスター柄のハンカチを取りだし、Aの涙を拭った
CW ｢A、チソン！スモア食べよう！｣
JS ｢ほら、Aも食べるでしょ？｣
A ｢うん……｣
RJ ｢ヤ！俺のマシュマロ食うな！｣
HC ｢ロンジュナ、この世は弱肉強食なんだよ｣
YR ｢2人とも、海に向かって叫んで！｣
A ｢え〜、恥ずかしいよ……｣
JS ｢行きます。ヌナに会いたいー！｣
JN ｢ほら、Aも｣
A ｢うん……ジェミニオッパ、幸せをありがとう！｣
CW ｢きゃー！めっちゃいい！｣
舞 ｢みんな〜！セルカ撮るよ！｣
｢｢3、2、1！｣｣
舞白の声で集まるメンバー達。パシャッと音が鳴った瞬間、写真の中のメンバーの顔は真っ赤に照る太陽より輝いていた。
滝 ｢もう涙が出ちゃう……｣
A ｢何これ？｣
手紙を読み返していた彼女は裏にある文字を見つけた。文字をゆっくり読んだAは涙を流しながら微笑んだ
そして、白い紙に綺麗に書かれたジェミンの文字が彼女の涙で少し滲んだ
A ｢勿論です。絶対。｣
P.S.また逢える日まで俺の事を覚えていて欲しい
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hichaco(プロフ) - 奈胡（元jen）さん» コメントありがとうございます🕊️♡タイトルはお借りして、内容はオリジナルで書かせて頂きました🫧 (2月16日 22時) (
レス) id: 20d46a94af (このIDを非表示/違反報告)
奈胡（元jen）(プロフ) - まるで本当にリアリティショーを見ているようでした…！構成などしっかり考えてから書かれたのですか？…すごいです、ドキドキしながら読ませていただきました⭐︎ (2月16日 1時) (レス) @page45 id: 8b083b7e19 (このIDを非表示/違反報告)
hichaco(プロフ) - はなさん» コメントありがとうございます🕊️♡勿論考えてるので楽しみにして頂けたら幸いです🫧 (2月15日 22時) (レス) id: 20d46a94af (このIDを非表示/違反報告)
hichaco(プロフ) - 雨さん» コメントありがとうございます🕊️♡ここはこだわった部分なので嬉しいです🫧 (2月15日 22時) (レス) id: 20d46a94af (このIDを非表示/違反報告)
hichaco(プロフ) - 祐莉さん» この作品を読んで下さり、有難うございます🕊️♡是非本編を読んでみて下さい🫧 (2月15日 22時) (レス) id: 20d46a94af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hichaco | 作成日時：2023年10月5日 21時
