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彼女の言葉に目を見開くジェミン。彼は少し体を離し、彼女を見つめた
JM ｢A、どうしたの突然…｣
A ｢本気だよ。｣
JM ｢でも、俺にそんな権利……｣
両手を彼の胸に置き背伸びをした彼女は、彼から出る言葉を塞ぐように口づけた。
数秒経つとゆっくり口を離し、驚く彼を見つめるAは少し恥ずかしそうに頬を染めた
A ｢ごめんね、私からしちゃった｣
JM ｢A……｣
ジェミンは彼女の顔を両手で包みゆっくりと顔を傾けた。そして彼の唇が目を閉じた彼女の唇にそっと重なった。
数十秒の甘い口づけをした2人はゆっくりと唇を離し、何処か恥ずかしそうに顔を背けた。
数分後、複雑そうな顔をした彼がゆっくりと口を開いた
JM ｢A、俺……｣
A ｢ううん、言わなくていい。｣
JM ｢でも……｣
A ｢最後まで一緒に居たいって言ったでしょ？｣
そう言った彼女はもう一度、彼の体温を確かめるように抱きしめた。彼女の言葉に目を潤ませる彼はその小さな背中にゆっくり手を回した。
JM ｢……ありがとう、A｣
神 ｢もう分かってたんだこの時点で｣
奈 ｢辛い…｣
〜アトリエ〜
外に出た2人はゆっくりとソファに腰かけた。大きなダウンを羽織った彼女は突然呼び出した彼に疑問を持った
A ｢どうしたのチソンア、何かあった？｣
JS ｢うーん、なんとなく…｣
なかなか言い出せず言葉を詰まらせる彼をじっと見つめるA
JS ｢帰ってきてからのAが辛そうに見えたから。｣
A ｢え？｣
JS ｢いつも楽しそうなのに、何か辛そうでちょっと気になった…｣
A ｢そっか…｣
ずっと心配そうに見つめるチソンに彼女は優しく微笑みかけた。
A ｢チソンはさ、もし自分の好きな人がオオカミだったらどうする？｣
JS ｢おおいきなり、……何で？｣
A ｢うーん、みんなこの話してるから？｣
JS ｢……僕はずっと好きでいると思う。｣
真剣な顔ではっきりと伝える彼。少し驚いた彼女はチソンを見つめた後、数回頷き微笑んだ
A ｢そっか、なら大丈夫だ！｣
JS ｢Aは？どうする？｣
A ｢……私も一緒だよ。｣
Aがいる浜辺から歩いてきたジェミンは辛そうに顔を歪めた。
JM ｢好きになってしまいました。……Aは俺にとって1番大切で、出逢えて良かった人です。｣
彼女を思う彼の瞳から1粒の雫がゆっくりこぼれ落ちた。
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hichaco(プロフ) - 奈胡（元jen）さん» コメントありがとうございます🕊️♡タイトルはお借りして、内容はオリジナルで書かせて頂きました🫧 (2月16日 22時) (
レス) id: 20d46a94af (このIDを非表示/違反報告)
奈胡（元jen）(プロフ) - まるで本当にリアリティショーを見ているようでした…！構成などしっかり考えてから書かれたのですか？…すごいです、ドキドキしながら読ませていただきました⭐︎ (2月16日 1時) (レス) @page45 id: 8b083b7e19 (このIDを非表示/違反報告)
hichaco(プロフ) - はなさん» コメントありがとうございます🕊️♡勿論考えてるので楽しみにして頂けたら幸いです🫧 (2月15日 22時) (レス) id: 20d46a94af (このIDを非表示/違反報告)
hichaco(プロフ) - 雨さん» コメントありがとうございます🕊️♡ここはこだわった部分なので嬉しいです🫧 (2月15日 22時) (レス) id: 20d46a94af (このIDを非表示/違反報告)
hichaco(プロフ) - 祐莉さん» この作品を読んで下さり、有難うございます🕊️♡是非本編を読んでみて下さい🫧 (2月15日 22時) (レス) id: 20d46a94af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hichaco | 作成日時：2023年10月5日 21時
