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〜太陽LINE〜
MJ 「寒いね〜」
JS 「これ乗りましょう」
花びらのように雪が舞い始めた時、アイスを食べ終えた2人は寒そうに大きな観覧車に乗り込んだ。
JS 「貸切だ、やった」
MJ 「本当だ。ラッキーだね！」
JS 「あ、ヌナ足元気をつけて…」
彼は段差につまずきそうな彼女の手を握り、小さな箱に向かい合わせに座った。
MJ 「ありがとう、チソンア」
JS 「いえいえ。」
MJ 「凄い良い景色」
JS 「……ヌナ、隣行っていい？」
MJ 「うん、いいよ？」
JS 「……最後に2人で来れて良かったです。」
MJ 「そうだね、……もう来れないかもしれないから」
JS 「何で？また2人で来ましょうよ」
何処か悲しそうに俯くミンジュに目を細めて笑いかける彼。
2人を乗せた小さな箱はもうすぐ頂上へ着く
MJ 「……観覧車のあれって……本当なのかな？」
JS 「あれ？」
MJ 「頂上でキスしたら、ずっと一緒に居られるっていう」
JS 「ああ、それ……どうなんでしょう？」
チソンは誤魔化すように微笑み、外を眺めた。2人の間に沈黙が訪れる
少し頬を染めたチソンを横目で眺めていた彼女は正面に向き直し、ゆっくりと口を開いた
MJ 「あの……1回さ、目閉じて？」
JS 「……目ですか？」
MJ 「うん…」
静かな空間の中、彼はミンジュに見つめられながら静かに目を閉じる。
彼女はゆっくりとチソンの両肩に手を置き、彼の白いおでこに優しく口づけた
彼はおでこに伝わった柔らかさに驚き、目を開ける。お互いに目が合い、恥ずかしそうに距離をとる彼女。
チソンは再び目を閉じ、距離を埋めるように顔を近づけた
JS 「ヌナ。」
優しく彼女の両手を包み込み、そしてゆっくりとお互いの唇が重なった
唇を離し、見つめあった2人は恥ずかしそうにはにかんだ
MJ 「恥ずかしいね……」
JS 「はい……あ、もう1周来ましたね」
MJ 「本当だ……」
着いた頃には外はもう暗く、降る雪が星のようにキラキラと輝いた
MJ 「……っ」
オオカミの被り物を脱いだミンジュの顔は涙で濡れていた。流れる雫を両手で拭き取り、ゆっくりと口を開けた
MJ 「もう本当にごめんなさいしか出てこないです。
……でもチソンに対する気持ちは全部本物だったから、」
そう言った彼女の瞳から大粒の涙が溢れる。
しんしんと雪が降る浜辺ではチソンが赤い手紙をじっと見つめていた。
滝 「辛すぎる……」
神 「これチソンどっちだ？」
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hichaco(プロフ) - 奈胡（元jen）さん» コメントありがとうございます🕊️♡タイトルはお借りして、内容はオリジナルで書かせて頂きました🫧 (2月16日 22時) (
レス) id: 20d46a94af (このIDを非表示/違反報告)
奈胡（元jen）(プロフ) - まるで本当にリアリティショーを見ているようでした…！構成などしっかり考えてから書かれたのですか？…すごいです、ドキドキしながら読ませていただきました⭐︎ (2月16日 1時) (レス) @page45 id: 8b083b7e19 (このIDを非表示/違反報告)
hichaco(プロフ) - はなさん» コメントありがとうございます🕊️♡勿論考えてるので楽しみにして頂けたら幸いです🫧 (2月15日 22時) (レス) id: 20d46a94af (このIDを非表示/違反報告)
hichaco(プロフ) - 雨さん» コメントありがとうございます🕊️♡ここはこだわった部分なので嬉しいです🫧 (2月15日 22時) (レス) id: 20d46a94af (このIDを非表示/違反報告)
hichaco(プロフ) - 祐莉さん» この作品を読んで下さり、有難うございます🕊️♡是非本編を読んでみて下さい🫧 (2月15日 22時) (レス) id: 20d46a94af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hichaco | 作成日時：2023年10月5日 21時
