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｢ミンギュくん〜私そろそろ休憩だから挨拶はひと休みして子供売り場だけでも在庫の場所覚えてもらっていい？｣
MG｢はい！お願いします！あ、あと･･･｣
｢ん、どうした？｣
MG｢Aさんのこと、ヌナって呼んでいいですか？俺のことも呼び捨てでいいので！｣
｢何かと思ったら呼び方か〜！やめたいとか言われるのかと思った！全然いいよ〜｣
在庫の場所を覚えようかと声をかけると若干不安げな顔で声を掛けられたので身構えたが呼び方の話で思わず笑った
MG｢なんですかそれ〜やめないですよ〜！｣
｢ごめんね？でもここ入れ替わり激しいからさ( 笑 )｣
MG｢俺は頑張ります！｣
｢えらいえらい！それで、在庫の場所なんだけど･･･基本的に靴が陳列されてる棚の下に陳列されてるのと同じ物の在庫が入ってる感じなんだよね〜｣
MG｢なるほど･･･じゃあこれの在庫はここですか？｣
｢そうそう。でもたまに入り切らなくて別のところにあるものもあるから、そっちを覚えてもらった方が早いかな？それ以外はさっき言ったように什器の下に入ってると思っておいて？｣
MG｢はい！わかりました！｣
教えている最中、終始相槌を打ちながら、気になったことはすぐ聞いてきてメモをとるミンギュ。いまどきの子にしては珍しい。
｢ミンギュは見た目によらず真面目だね？メモとる子とか久々に見たよ〜( 笑 )｣
MG｢はい！早く覚えてヌナのお手伝いできるようになりたくて！｣
思わず指摘すると予想だにしなかった返答が返ってきて一瞬ミンギュが何を言ってるのかわからなくなった
｢いい子だね･･･｣
MG｢俺がミスしたらヌナの責任になるの嫌ですから〜！任せてください〜！｣
無駄にドヤ顔して言ってくるミンギュ。その顔があまりに整ってるので突然恥ずかしくなり話題をそらそうとした矢先
SC｢戻りました〜｣
｢あ！店長！おかえりなさい！｣
MG｢おかえりなさいませ〜｣
スンチョル店長ナイスタイミング〜！！！
いざとなったら頼れる男は伊達じゃない〜！！！
SC｢あれ、Aまだ休憩行ってなかったの｣
｢ミンギュ一人残して休憩行けないですよ〜｣
MG｢あぁごめんなさいヌナ！お腹すいてました･･･？｣
前言撤回！なんだよ！あの店長！！！
あなたが“店長会議だから(ミンギュ)よろしく”みたいな言い方したから休憩行かなかったのに〜！それに比べてミンギュは何も悪くないのに謝ってるし･･･
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作者名：Midyu | 作成日時：2017年10月13日 2時
