ジスと面接 ページ18
｢ヌナ〜待ちくたびれたよ〜｣
｢ジス〜！ごめんね〜ジスなら待ってくれるかなって｣
｢ヌナのためなら待つけどさぁ( 笑 )｣
｢さすがジス〜！｣
｢それで、えっと、“ヒモ力”と“ヒモにした時のメリット”だっけ？｣
｢あ、またネタバレしてる〜。もしかしてスングァナ？｣
｢そう、スングァナ( 笑 )｣
｢ほんとにアイツは･･･｣
｢ふふ、でも弟達もなんだかんだで楽しんでたよ( 笑 )｣
｢そうなの？｣
｢うん。みんなそれぞれ考えてたし、ヌナが楽しいならって｣
｢なにそのハートフルエピソード･･･つらい｣
｢よし、じゃあヌナが泣き始める前に自己アピールしとこうかな｣
｢泣かないよぉ！どうぞ！｣
｢んーとね、毎日ヌナの帰りを待つ･･･はみんな一緒か、俺にしかできないことは、ピアスホール開けてあげることとかな｣
｢ジス開けてくれるの！｣
｢俺でいいなら( 笑 )｣
｢え〜それめっちゃプレミアムじゃん！うれしい！｣
｢ふふ( 笑 )じゃあそれがひとつね。あとは、ギター弾きながらヌナに歌歌ってあげる｣
｢やばい私プレミアム会員･･･｣
｢ヌナだけの特別特典だよ( 笑 )｣
｢眠れない夜はヌナが寝るまでそばに居て、やっぱりそこでも歌歌ってあげるね｣
｢ジスの声優しいからめっちゃ寝れそう･･･｣
｢朝も起こしてあげるよ｣
｢優しい･･･｣
｢お迎えにも行ってあげる｣
｢それもうヒモっていうか彼氏｣
｢ヌナのヒモ＝彼氏でしょう？｣
｢ジス･･･なんていい男なの･･･？｣
｢ふふ( 笑 )俺はヌナの男だから( 笑 )｣
｢邪な観点で年下男子達を私利私欲のために振り回してるダメなヌナとは違う･･･私の良心がそらそろやめろと訴えてくる･･･｣
｢ヌナはヌナのままでいいよ。それでみんなも楽しいんだから｣
｢ありがとうジス･･･なんか私の心が浄化されて清らかになった気がする･･･｣
｢それは良かったよ( 笑 )｣
｢このままの気持ちであと数人頑張るね！｣
｢頑張るのは弟達だよ( 笑 )｣
｢やめて。ここにきて私を若干悪者扱いやめて。やめて。急にジスの笑顔怖くなった｣
｢はは( 笑 )じゃあ次呼んでくるよ。誰の予定？｣
｢じゅんぴ｣
｢ジュンフィね〜待ってて｣
バタン
｢はぁ楽しかった( 笑 )｣
｢ヒョン？ちょっと笑顔が腹黒いです｣
｢あ、チャニ〜。今日のヌナ面白いよ( 笑 )｣
｢多分その観点でこの面接やってるのヒョンくらいです｣
｢そうかな〜( 笑 )あ、ジュンフィ、次だよ｣
｢はい。ちょっと鏡見てから行きます｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 22人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Midyu | 作成日時：2017年10月1日 4時
