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龍の男 ページ1
最悪だ、、、。
久々に1人で走っていたらバイクが動かなくなってしまった。
原付とか可愛いバイクにしとけばよかったと
動かなくなったバイクを眺めながらAはため息をつく。
あんまり詳しくない土地、しかもそんなに大通りでもない。
とりあえず気を取り直そうと立ち上がった時
「バイク動かねえの?」
低めの声が後ろから聞こえた。
Aは助けてもらえると思い期待を込めて振り返り
「そーなんです!動かなくなっちゃっ、、、」
と言いかけたところで言葉が止まった。
何故なら声の主は頭にドラゴンの刺青がある怖そうな風貌だったからだ。
終わった。Aはそう思った。
バイクも壊れて逃げれない。
このまま殴られて、ボコボコにでもされるのだろう。
男も少しずつこちらに近づいてくる。
覚悟を決めて目をつぶった。
しかし、なんの痛みもない。
「おい、直してやるから着いてこい。」
男から伸びた手はAではなく
バイクにあった。
男はバイクをおして歩いてある。
大切なバイクを持っていかれている以上
逃げることもできず
とりあえずAは龍の男について行くことにした。
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作者名:もね | 作成日時:2021年7月24日 22時