憧れの君とふたり。14 (ページ38)

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ドアを開けると起きてた手でぽやーんとしているみんな。

エ「ふふ、」

A「あけましておめでとうございます！」

俺の後ろから顔を出して言うA。

千葉「Aさんだ？」

にっち「Aさんがいる」

A「みんな寝起きね？」

ふぁーっと欠伸をする千葉達。

顔を見合わせてくすくすと笑うエイジとA。

エ「挨拶したいって言ってたから連れてきたよ」

とも「エイジありがとう。Aさんにっちが夜中にお世話になりました。」

にっち「お世話になりました。」

初めましての自己紹介と挨拶を交わしてコラボの約束をした。

帰る夕闇を下のエントランスまで送って3人とも別れて2人で帰宅。

少し眠そうなAがお風呂に入っている間に俺は作っておいた鍋をいつものテーブルの上じゃなくてコタツのテーブルの上にコンロをセットしておく。

暖房もつけたしコタツに入りながら編集をして待つ。

A「お湯貯めといてくれてありがとう～～」

湯上りでぽっぽしているAがリビングにきた。

エ「おいで」

パソコンを閉じて隣をポンポン、と叩く。

A「ん！」

嬉しそうに隣にきてコタツに入る。

A「お腹すいちゃった」

エ「煮えたら完成だよ～～」

A「ありがと～！！」

にこにこと笑うAを見ているとなんだか安心して。

頭に手を乗せてポンポン、と触る。

そのままスルスルと頬に手を当ててふにふにとほっぺたを触りながら顔を近づけるときょとん、とするA。