あけましておめでとう。2018 ページ37
エ「会いたかった」
Aの香りを嗅ぎながらAをぎゅうぎゅう抱きしめる。
A「わたしも」
えいきの背中に腕を回して応える。
A「会いたかった」
少しの時間抱きしめあって顔を見合わせるとちゅっとキスを交わし合った。
エ「あけましておめでとう。今年もよろしく」
A「あけましておめでとう！今年もよろしくお願いします！」
指輪を首のチェーンから抜いて左手の薬指にはめながらリビングへ。
エ「お腹すいた？って言いたいとこだけど、夕闇がAに会いたいってよ」
A「ん、じゃあ上いこう？にっちくんにお大事にって言わないとね」
エ「そうだね、鍋帰ってきたら食べよ」
A「ん！ありがと！メモ読んでくれたんだ？」
エ「もちろん！みっくんからもらった」
A「ツリメ君にありがとって言わなきゃ」
携帯と鍵だけ持って玄関へ。
靴を履いて手を伸ばせば嬉しそうに手を伸ばしてくるA。
エ「行こうか？お姫様」
A「ん！行こ！」
にこにことエレベーターに乗ると俺の顔を見るA。
エ「ん？」
A「ね、今夜‥ね？」
エ「ッ！もちろん！」
気合い入れて頑張りまっす！！という意味も込めてAの腰を引き寄せる。
エ「A、やっぱ帰って‥」
A「うん、挨拶したらね？」
このまま家にリターンしようかと耳元で言うけどあっさりと言われてちょっと凹む。
アバハウスに入ると無造作に散らばっている靴をささっと直して入るA。
俺の後ろにくっついてちょこちょこ歩いてくる姿が可愛くてちょっかいをかけながらリビングに入っていく。
エ「みんな起きてるー？」
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作者名：れ。 | 作成日時：2019年5月18日 17時
