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Aがキッチンで料理し始めるといい匂いが充満してきた。
ぐう、とお腹がなった。
つまみ食いをしようとキッチンに入ってAの後ろに立つとお箸を持ってヒョイっと食べる。
A「あ！」
エ「んま。」
俺の方を向いて何か言いたそうな顔をする。
エ「流石俺の奥さん、おいし〜！」
A「お腹すいたのね？」
エ「うん」
A「ご飯にしよっか！」
エ「そうしてくれるとありがたい。」
ささっと盛り付けをしてテーブルに運んでいただきまーす！と食べる。
テレビをつければ特番ばかりやっていて。
A「明日から新年だねえ」
エ「そうだね。」
A「今年もお世話になりました。」
エ「こちらこそ。お世話になりました。」
A「来年こそ一緒に過ごそうね？」
エ「うん。もちろん！」
A「あ、上に持っていったのは食べていいからね？うちのはうちであるから。それからー‥」
エ「ん！みんなで食べるね！」
それから2日に初詣行こうとか3日はえいきの実家の新年会に参加させてもらうし。
エ「昨日母さんに連絡したら楽しみにしてた」
A「私も楽しみ！」
年明けたらやる事などを話しながらご飯を食べ終わって食器を洗おうと腕まくりをするとえいきが隣に来て言った。
エ「お皿洗いやるからAはゆっくりしてな？」
A「ありがとう」
ちらっと横を見ると大きな重箱を出していて。
A「これに詰めておくからみんなで食べてね？」
エ「うん！」
手際よく昨日沢山作っていたおせちの中身を詰めてソファに座って編集していた俺の隣にきた。
A「太もも借りてもいい？」
エ「うん」
トントン、と太ももを叩くとAがコロンっとソファの上に寝っ転がった。
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作者名：れ。 | 作成日時：2019年5月18日 17時
