憧れの君とふたり。12 (ページ50)

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Aさんがおれの首の後ろに腕を回してくる。

エ「あの、」

真っ直ぐおれを見つめるAさん。

Aさんを見ると綺麗な唇が。

プルプルしていてキスしたら気持ち良さそう。

A「エイジ君が来ないならわたしからキスしちゃおうかな～～」

おれの顔に手をおいて指でおれの唇を触る。

Aさんの顔が近づくいて俺の唇とくっつく。

ガバッと抱きしめるとAさんの頭の後ろに手を回した。

エ「キス、したかったです」

もっとしてもいいですか、と言うえいき。

A「ふふ。せっかくだし、ポッキーゲームしながらキスする？」

エ「はい」

いっぱいあるからいっぱいキス出来ますね、と言うと一本ポッキーを持った。

A「こんなの、動画に取れないね」

エ「まあいいじゃないですか、Aさんとキスできるの俺だけだし。動画になんかしなくていいですよ」

あ、やっぱり動画回していいですか？と聞いてくるえいき。

エ「1人の夜寂しくなったら見るんで、」

A「だーめ。寂しくなる前に会ってくれるでしょ？」

エ「そう、ですね」

その夜のことは2人の秘密。

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