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Aさんとまだ数えるくらいしか抱いてないしキスもしてない。
ストレートにしたいです！って言えばいいんだろうけど恥ずかしくて言い出せない時にカレンダーを見れば11月11日のポッキーの日。
充分ちゅーする口実になる、とニヤッと笑った。
りゅ「なに急に笑ってんの」
そ「気持ちわり。どうせAさんの事だろ」
近くにいた流星とそらに言われてたけど頭の中はどうやってキスに持ち込むかを考えていた。
Aさんの綺麗な顔が近づく。
目を合わせているからかもしれないけどすごくドキドキする。
Aさんの綺麗な二重の目が俺をまっすぐ見つめる。
ほんとは大きな一口で行きたいけどもポキポキとゆっくり食べすすめていく。
さりげなくAさんの背中に手を当てて支えた。
ギリギリのところでガバッといくとAさんが目を閉じた。
エ「ッ！」
ポッキーをギリギリのところで折るとAさんが残りをモグモグとする。
エ「折れちゃいましたね」
A「キス、しなくてよかったの？」
もう一本ポッキーを持ってモグモグするとニヤッと笑った。
A「期待したのになあ」
エ「おれ、‥」
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作者名：れ。 | 作成日時：2019年4月18日 12時
