憧れの君とふたり。12 (ページ39)

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☆

エ「不安？」

A「そんなことないよ」

エ「困った顔してる」

A「そうだった？」

スマホの画面で顔を見るA。

Aの腕を掴むと引き寄せて抱きしめる。

エ「俺Aと結婚して幸せだよ」

おでこにキスをしながら言う。

エ「Aはさ、俺といて幸せ？」

顔を上げてえいきを見つめる。

A「うん、幸せだよ」

エ「ふふふ、」

Aと一緒に立ち上がるとぎゅうぎゅう抱きしめてゆらゆらする。

エ「マリッジブルーってやつだ」

A「そう、なのかな」

エ「不安な事あったら俺に言ってよ、Aは俺の奥さんだろ？」

Aを離して手を握る。

A「ん」

エ「うーん、どうしたら俺の愛情がたっぷり伝わるかなーーー？」

ちょっと考えるふりをするえいき。

エ「いっぱいチューしたら伝わるかなーーー？」

少し大きな声で言う。

A「ふふ、」

エ「明日前撮りだし両親もいるから無理させられないから今ちゅ～しちゃお～～」

目を閉じてどちらからでもなくキスを交わすとえいきと手を繋いで車に戻った。