前撮り ページ37
前撮り
12月某日
結婚式自体は来年の2月でAと母さんがウエディングドレスを2人で見に行ったってこの間言ってた。
エ「俺も行きたいんだけど」
A「当日まで見せないよ!!」
とバッサリ言われてしまって兄貴と2人で実家で待っていた。
和服での前撮りはやってしまおう、と言うことになって俺の両親とAの両親のスケジュールが合う12月にした。
Aが車で都内のホテルまで迎えに行って俺は俺で実家に迎えに行って横浜駅に集合。
A母「お久しぶりです、」
エ母「ご無沙汰してます。」
ぺこぺこと母親たちが話す後ろをついていく父さんとAのお義父さんと俺たち。
飛行機で前日に来てくれたので前撮りは明日。
今日は一日ゆっくりと横浜観光しようと言うことになってAが予約してくれたホテルに少し早いけどチェックインさせてもらって部屋に別れる。
A「じゃあ、一休みしたら18時にフロアでお願いします」
A母「少しゆっくりさせていただきますね」
エ母「はい!長い飛行機でお疲れでしょう?ゆっくりしてくださいな」
A「えいき、私は私でブライダルエステ予約してあるから、ご両親横浜観光に連れてってあげてね?」
エ「わかった。いってらっしゃい!」
荷物をえいきにお願いしてエステに向かうA。
A母「ではディナーで」
エ「はい!ゆっくりしてください」
俺は両親と横浜観光に向かった。
ポコポコと3人で歩きながら近状報告やこれからの事を話した。
エ「母さんの言う通り、赤髪から茶色にしてよかった」
エ母「残るものだからね。」
エ「うん」
エ父「えいき、良かったな」
エ「うん」
これからもお世話になります、というと2人で顔を見合わせて笑った。
エ母「そういえばウエディングドレス決まったわよ!」
エ「A全然教えてくれないからさ」
エ父「当日の楽しみだな?」
エ「うん。」
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作者名:れ。 | 作成日時:2019年4月18日 12時