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エレベーターで2人と別れてそーっと玄関を開けるとリビングの電気がまだついていた。



そーっと玄関を閉めて施錠してからリビングに行くとAはいなくて。



買ったものを冷蔵庫に入れて



消し忘れたのかな、と思って電気を消してAの部屋を覗く。



ベットの上を見ると丸まっているAがいて。



A「あ、おかえりなさい」



早かったね?と俺が行く前より顔色の悪いA。



エ「ただいま、」



ベットにうずくまるAの横に腰掛けて頭を撫でる。



エ「大丈夫じゃなさそう」



A「大丈夫だよ」



痛みに少し顔を歪めているA。



とりあえず白湯でも飲ますか。とリビングに置いてある給湯器からお湯をカップに注いでちょうどよく冷まして持っていく。



エ「少し体、起こせる?」



A「ん」



Aがゆっくりの動作で体を起こすとカップを渡した。



A「ありがとう」



エ「うん」



Aの後ろに回った。



エ「心配だから、ここに居てもいい?」



A「大丈夫だよ?」



これから編集でしょ?というA。



エ「うん。だけどさ、決めた!Aが寝付くまでここにいるから」



パソコンを置いてあるクッションに置いて言った。



A「ありがと」



Aはカップを持ってもそもそと部屋を出た。




・→←番外編16-1 女の子の日



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作者名:れ。 | 作成日時:2019年4月7日 19時

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