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安全運転でも急ぎつつ病院に向かった俺たち。
ふらふらするエイジを両方からみっくんとそらが支えて救命のところまで歩く。
バタバタとする救命。
適当な看護師を捕まえてAさんの場所を聞く。
「今治療中です。」
お待ちください!と言い看護師は何処かへ走っていった。
「輸血早く!」
「出血が多いけど、輸血MAXで入れれば‥!」
「先生!A型足りません!」
「じゃあ、生食!」
ピコンピコンと言う機会的な音が響いている。
俺たちの前を通るスクラブの主任さんに声をかけた。
エ「あの、俺Aと同じ血液型です!」
り「俺もです!」
ツ「俺も!」
「気持ちはうれしいけど、すぐには輸血出来ないんだ。気持ちだけ受け取るから!」
ありがとう。座ってる待ってろ!と言って主任さんは中に入っていった。
バタバタとする処置室が静かになって何人かと主任さんが出てきた。
そ「あの、Aさんは、‥?」
「秋山くんだけ来なさい」
主任さんから言われてふらふらと後についていく。
中に入ると呼吸器や沢山の点滴に器具がつけられたAがいた。
血の気がなく綺麗な二重の目は閉じられている。
ズルズルと座り込む俺。
「一命は取り留めた。出血が多かったから重症には変わりない。これからICUに移すから」
エ「A、治るんですか?」
「‥‥本人次第。俺たちはやれることは全力を尽くしたからな」
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れ。(プロフ) - あ、大人な憧れの君と2人です。 (2019年2月24日 19時) (レス) id: 315294bea7 (このIDを非表示/違反報告)
れ。(プロフ) - コメントありがとうございます。大人な君と2人で検索していただけると出ると思います! (2019年2月24日 19時) (レス) id: 315294bea7 (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - この話の裏ってどう調べれば出てきますか? (2019年2月24日 17時) (レス) id: 695a452d5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れ。 | 作成日時:2019年2月21日 5時