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A「‥‥くん、エイジくん、ついたよ、」
いつの間にか寝てしまっていたようだ。
エ「んー‥」
目を開けるとAさんの顔があった。
A「3人は無事に家まで送ったよー」
エ「！！すいません、俺」
パッと目を開けると後ろはもぬけの殻だった。
A「そらくんが、エイジ君も疲れてるだろうからって‥」
エ「ありがとうございます。」
いつの間にか家の前だった。
A「あの後直ぐ寝ちゃってたよ、」
と言って綺麗に笑うAさん。
荷物を準備しているとエイジの母親がきた。
エ母「すいません！わざわざ」
A「いいえ、はじめまして。桐原です。こんなに遅くまで連れ回して申し訳ないです」
エ母「いいのよ、家までありがとうございます。」
さっと車から降りて挨拶している。
エ母「ほら、エイジも！」
エ「ありがとうございました」
A「じゃあ、私はこれで失礼しますね」
エ母「はい。もうすいません。エイジがお世話になったようで」
A「じゃあまたね、エイジ君。」
エ「はい。Aさんも気をつけて帰ってください」
A「ありがとう。」
車に乗り込み窓を開けた。
A「じゃあ、おやすみなさい」
エ「おやすみなさい」
Aの車を見送り家に入ると親からからかわれた。
エ母「あら、美人な彼女じゃない！エイキ！」
エ父「あれ、あの時の看護師さんか？」
エ「彼女じゃねーし」
にったりと笑う両親を見て、ムスっとしながら自分の部屋に入ると荷物を降ろしてベットに寝転んだ。
エ父「ありゃ、惚れてるな」
エ母「あらまあ〜」
父と母がこんな会話をしているなんて知りもせず。
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作者名：れ。 | 作成日時：2019年1月23日 23時
