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交流タイムもそろそろ解散しようかー、と社長の一声で終わろうとしていた。
ジョ「A、久々夕飯いこーぜ?」
A「いいよー。これからくまみきちゃんとあさひさんとあみちゃんと美香送ってから合流するよ」
ジョ「ん。じゃあ、後で連絡するから」
A「うーん。」
ジョージと別れて女性達を車で家まで送り届けて合流すべく車を走らせた。
車を駐車スペースに停めて歩いていくとお店の前にいるジョージが。
ジョ「お疲れー」
A「おかえり?」
数年前より身長が少し伸びて肩幅も広くなったジョージの背中を微笑ましく思いながら後を追った。
中に入るとはじめしゃちょー、カリスマブラザーズの2人とアバンティーズ、それにトミックさんらがいた。
ジョ「つれてきましたー」
うえーい!と喜ぶ男ども。
ソフトドリンク組の方のはじめしゃちょーとエイジの間にすーっと潜り込んだ。
は「あれ、飲まないの?」
A「車で来てるからさー明日もフライトあるし。」
は「そうなんだー。がんばー!」
エ「フライト?」
A「ドクターヘリって知ってる?」
そ「あれ、ドラマとかでー」
A「私ドクターヘリに乗る看護士、フライトナースもやってんの」
エ「やばっ、!」
そ「カッコいいですね!」
は「俺も乗ってみたいかも」
A「駄目よ、ドクターヘリに乗るのは生死の境をギリギリ彷徨う人がほぼなんだから。乗ることのないように生活して下さいね^ ^」
キリッとした態度から一変して最後の方は優しくなった。
エ「俺すごい人に点滴刺されてたんだなあ」
ぼんやりとしか覚えてないんですよ、と言った。
A「え、やだ私のもしかしたら痛かった?」
料理をつまみながらエイジの方にさり気なく膝を向ける。
エ「んー。気づいたら点滴やってたからなー」
A「痣とかにはなってなかったー?」
さりげなく刺したのであろう場所を触り言った。
エ「大丈夫でしたよ。」
ちょっと恥ずかしそうにするエイジ。
エイジの前でニヤニヤするそらとツリメにAの向こうでニヤニヤするはじめしゃちょー。
恥ずかしさを飲み込むそうに唐揚げを口の中に放り込んだ。
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作者名:れ。 | 作成日時:2019年1月23日 23時