憧れの君とふたり。 (ページ33)

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番外編1-10 ページ33

朝少し早めに起きて仕度をし、モーニングを軽く食べて医療機器の見学会へ向かった。

A「今日午後買い物しにパイクプレイスマーケット行くって言ってたじゃないですか。シアトルに住んでる友達が車出してくれるって言ってたんですけどどうです？」

「え？いいの？」

A「彼らも行くって言ってましたので。」

「お願いしておいてもらってもいい？」

A「わかりました。連絡しときます！」

「よろしく頼むよ！」

Aはジョージに、迎えをお願いします。と連絡して見学会場へ向かった。

色々な最新器具を見てあれだこれだ言いながらパンフレットやら何やらを貰って途中ランチを食べ終わった頃、会場近くの駐車場まで、迎えに来てくれたジョージの所へ2人を連れて行く。

ジョ「A。こっち～」

A「ジョージ！ありがとね！」

先生達をジョージに紹介して車に乗り込んだ。
ジョージのコミュニュケーション能力は凄く高いので初対面なのに凄く会話が弾んでいる。

「そういえば彼は一緒？」
「そうだよ、桐原の彼氏！」

一緒の飛行機だったでしょ？と言う先生達。
ニヤッとしている。

ジョ「ああ、友達の車で先に行ってるんですよ」

「学生だった桐原がもう彼氏がいるんだもんなー」
「そうですよ。あっという間に立派に看護士やってんだから」

A「先生達恥ずかしいから！」

と顔を赤くするA。

パイクプレイスマーケットに着くまで根掘り葉掘り質問責めにあったA。

車を駐車場に停めて降りる。

「ジョージくん、ありがとう」
「助かったよ」

帰りもよろしく頼むよ。と言う2人にはい！と返事をするジョージ。

ジョ「良かったら中案内しますよ」

「そう？嫁から頼まれてるのがあってね」
「俺も。嫁から買って来いって頼まれてるのものが‥」

ジョ「わかりました。僕らが案内しますよ」

ジョージにくっついて行く3人。
先に来ていたカリブラとアバに合流してまた自己紹介をして動画を回し始めた。

先生達とAはあんまり映らないようなカメラワークでカメラの外にいた。