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ym side.
食べなくちゃ、食べなきゃ
自分でも分かってる。
そろそろ体も持たないって。
情けなくカタカタ震える手を抑えて
一口、スープを口に運ぶ
ぐ、と飲み込んで喉を通った瞬間に
___「お前がもっと華奢な女だったら
よかったんだよ！！！
どんどん母親に似てきやがってッ！！」
___「っ..ごめ、なさいっ....ごめっ、
ぼくっ おんなのこにな、るからっ...
ゆるしてっ.......！」
フラッシュバックするのはつい最近までの事
自分は死んだ母親と瓜二つらしい
母が死に、自暴自棄になった父は僕を性処理の
道具として扱った
ただ生憎僕は男
骨も太くなるし、声は低くなる
だから父は筋肉がつかないように、男らしくならないように、食事も十分に与えてもらえなかった。
そのせいだと思う。食べ物を受けつけないのは。
「っぅ、、」
吐かなくちゃ。
オンナノコみたいに、ならなきゃ。
そう思ってしまう
「う、ぇ.....げほっ、かは、」
とっさにガーグルベースに吐き出す
どうして、どうして......
もうアイツは来ない。
頭ではわかってるのに。
「はぁっ、.......ぐすっ」
しばらく泣きじゃくっていると
カツ、カツ..
革靴で歩く音が近いてきたのに気がついた
ハッと顔を上げると
ベッドの側に
背が高い、白衣を着た男性が立っている
「うん。君..」
急に整ったその顔が近いてきたと思えば
冷えた指先で唇の下を触れられた
「っ！？」
驚いて大袈裟に体がはねると
「あ、ごめんね？」
少し苦笑いをして
「君、うちに来ない？」
突然に告げたのだ
￣￣￣￣￣￣￣
食虫植物
という曲をモチーフに書きました！
読んでいただきありがとうございます
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。_。(プロフ) - ありがとうございます！！拙い文章力ですがよろしくお願いします！！ (2020年8月28日 18時) (
レス) id: ecbe736c3a (このIDを非表示/違反報告)
ぽん - そうなんですね！笑これからも頑張ってください！ (2020年8月27日 9時) (レス) id: bc5904160a (このIDを非表示/違反報告)
。_。(プロフ) - なんてうれしいお言葉っ、、！自分も毎回ytymちゃんで妄想しながら聴いて号泣してます笑（やばい） (2020年8月24日 23時) (レス) id: ecbe736c3a (このIDを非表示/違反報告)
ぽん - やっぱりそうですよね！今までただの遠距離カップルの曲として聞いていたんですけどこのお話読んでから聞いたらもうこのytymちゃんでしか考えられなくなってしまいました（？） (2020年8月24日 20時) (レス) id: bc5904160a (このIDを非表示/違反報告)
。_。(プロフ) - コメントありがとうございます！！そうです、あの曲です笑あの儚い夏の夜の雰囲気が大好きで。。思わずお話にしてしまいました！読んでいただいて本当に感謝です！！ (2020年8月24日 18時) (レス) id: ecbe736c3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：。_。 | 作成日時：2020年8月2日 21時
