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貴「シルクは知ってるはずですが、私が小学生になる前まではずっとショートでした｣
シルクと同じか少し長いくらい
貴「母は男の子が欲しかったようですが生まれたのが私だったので、ならば男の子として育てようとしていつも男の子用の服を着せられていました｣
もう1人産む、という考えは母にはなかった
父との間に愛はもうなかったから
それに産んだとしてその子も女の子だったら
自分の負担になると考えたから
貴「私はいつも男の子に間違えられました。その頃は男の子として育てられていたので間違いではありませんが、私は違和感しかありませんでした｣
ｼﾙｸ「実際俺もちっちゃい頃はAのこと男だと思ってたし｣
子供だから男女の違いは服を脱がなければ分からない
貴「私の中では『ショートは男の子』なんです。勿論ショートの女性がいるのも分かっていますが、小さい頃のイメージは簡単には消えませんから｣
ｼﾙｸ「ある意味トラウマみたいなもんだよな｣
そうなのかもしれない
貴「私が小学生になる前に母が死にました。不運な交通事故でした｣
母が死んで父に育てられる以外に方法はない
だけど父は仕事でとても忙しかった
貴「父方の祖母の家で暮らすことになりました。祖母は私を見てとても驚きました｣
孫は女の子、と聞いていたのに
実際目の前にいるのは男の子のような見た目をした子供
貴「祖母は逆にお姫様のような、お人形さんのような、そんな女の子が好みでした｣
その日から髪をのばし
ディズニープリンセスのようなキラキラとした服を着て
女の子としての生活が始まった
貴「髪が伸びるまでは家の外にも出して貰えませんでした。だから小学校にも行っていません｣
ｼﾙｸ「だからお前いなかったんだ！｣
貴「今更ですか？笑｣
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*のの(プロフ) - 紫苑さん» ありがとうございます！引き続き宜しくお願いします！ (2020年6月8日 22時) (
レス) id: 139f9ac550 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑 - のの様のペースでよろしいですよ。書いていただけてるだけでありがたいので。 (2020年6月8日 17時) (レス) id: b76302e683 (このIDを非表示/違反報告)
まっきー(プロフ) - すごいよかったです!ひねりだして頂いて、ありがとうございました！！ (2020年6月4日 18時) (レス) id: a6fd6ffbd2 (このIDを非表示/違反報告)
*のの(プロフ) - まっきーさん» 了解です！すぐ書きます！ (2020年6月4日 16時) (レス) id: 139f9ac550 (このIDを非表示/違反報告)
まっきー(プロフ) - いつも楽しく拝見させて頂いてます!せっかくなので、ざかさんの誕生日を書いてほしいです!!後日でもいいのでよろしくお願いします! (2020年6月3日 22時) (レス) id: a6fd6ffbd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鳴海 帆南 | 作成日時：2020年3月28日 0時
