4話 ページ5
「いやあお疲れ!」
「店員さん、アルコール追加でー!」
打ち上げが始まってから、もうだいぶ時間が経った。既に地面に転がされている者、机に突っ伏している者も何名か存在している。
私はお酒をあまり口にしていないため、そこまで酔っていない。ご飯のほうがおいしい。
唐揚げをもぐもぐ頬張っていると、突然名前を呼ばれた。
「Aちゃーん」
昼間打ち上げに誘ってくれた女の先輩が、笑顔でこちらに手招きしていた。
「どうしたんですか?」
「ふふ、後は任せた!」
「へ?」
ぽんっと肩を押されて、先輩のいるテーブルに視線を落として、
そこで全てを察した。
「んぇ………ゆずき?ゆずきだあ、あは」
「…………は?」
白い肌を赤く染めて、潤んだ瞳でこちらを見つめる男。
ぐでんぐでんに酔っ払った甲斐田晴がそこにはいた。
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ほの(プロフ) - めちゃくちゃ面白すぎます!無理しない程度に投稿頑張ってください! (2023年3月30日 13時) (レス) @page20 id: 00bdaf2ca5 (このIDを非表示/違反報告)
裏波(プロフ) - 柊羽さん» 読みやすい…!?嬉しいお言葉、ありがとうございます❣❣ (2023年3月5日 15時) (レス) id: 83035580da (このIDを非表示/違反報告)
裏波(プロフ) - youさん» わ、嬉しいです…!ありがとうございます!! (2023年3月5日 15時) (レス) id: 83035580da (このIDを非表示/違反報告)
柊羽(プロフ) - とても読みやすくて毎話ドキドキしながら読んでます😳大好きです❗️これからも応援してます💕 (2023年2月26日 0時) (レス) id: 7b1698db4a (このIDを非表示/違反報告)
you(プロフ) - ここからどうなるのかwkwkです。これからも応援しております〜♪ (2023年2月10日 14時) (レス) @page18 id: 2c07f96897 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:裏波 | 作成日時:2023年1月25日 12時