冗談だった恋に本気になってしまったのはキミ？それとも俺？〈Shori.S〉 (ページ3)

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３．知らないページ3

『え？？』

いやいや、こっちのセリフでしょ？

『いやいや、俺のセリフだよ？』

「は？！」

『全部声に出てたよ笑』

「うわ、恥ずかし...」

『いや、まあそんな所も可愛いけど』(ﾎﾞｿｯ)

「え？なにが？」

なんかぼそぼそ言ってたけど

なんだろう？？

『ねえ、ほんとに俺のこと知らない？？』

え？？

私この人と、どっかで会ったことあるっけ？？

うーん、制服が同じだからここの学校だよね？

上履きの色も同じだから、学年も同じ？？

いやー、でもなあ、見たことないんだよね

「知らないです」

『そっか...』

「あのー。どっかで会ったことありましたっけ？？」

って何故か敬語になるわたし。

『.....』

え！？

私なんか変なこと言った？？

やっぱりどっかで会ったことあるのかな.....

思い出せない.....

『じゃあさ、

俺と付き合ってみない？？』

「.....は！！！？？」