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夢主side
｢いらっしゃいませー｣
収録終わりは居酒屋のような店で食べるのが最早鉄板となっていて、それは勿論今日も例外ではない。
うらたさんは居酒屋に女子高生を連れてくるのは申し訳ないようで、ごめんねと言われてしまうがしかし、何の問題も私には感じられない。
｢やっほー！｣
｢何でいるんですか｣
｢俺ら明日ライブやねん、でうらたんと一緒に晩飯食べようと思って｣
店についてまず目に入ったのは明らかに声優ではない3人。
坂田さん、志麻さんの2人は割とよく見かけるが今日はセンラさんもいた。
｢そうでしたね｣
彼らがいればうらたさんとも 幾分か話しやすくなるため私にとっては好都合である。
｢A明日のやつ関係者チケットいる？｣
そう問うてきてくださったのは良心の塊、嘘それは盛ったけどまぁとにかく常識人センラさん。
｢いらないです〜！！｣
｢えーいらんのん？｣
センラさんがこのメンバーの中で1番話しやすく、砕けた話し方になってしまうのもいつものこと。
｢私自分でチケット取ってますもん！｣
｢あーなるほどな｣
今回の1桁という最高良番を見せればおめでとう、と微笑まれる。
センラさん優しいんだが。
｢Aも明日くるの？｣
｢行きます｣
さっきまでのテンションはどこに行ったのか、うらたさんと話すとなると急に声のトーンが落ちてしまう。
それから、
｢ちょっと俺、御手洗行ってくる｣
そう言ってうらたさんが席を立ってからがもう大変。
｢なぁなぁうらたさんと最近どう？｣
｢うらたさん今日もかっこよすぎて吐きそうです死んだ｣
｢例えば？｣
｢次の放送でうらたさん歌うんです！！かっこよすぎてほんとしんどいオブしんどい今日も生きててくださってありがとうございます｣
こうして私のうらたさん大好きタイムが始まるのだ。
本人様には言えないぶん、こうして他の3人に話してしまう。
その後うらたさんに全部伝わってるとかなんとか。
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夢 - 初めまして、とても良い作品ですね。更新停止となっていますが、投稿されるまで待ちたいと思います。 (2020年1月16日 18時) (
レス) id: 393bcdab68 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねむ | 作成日時：2019年4月5日 21時
