第3話 ページ4
あ「…取り乱してしまいすいませんでした！！」
慧「いや、俺が目隠ししたのがいけなかったから謝らないで？？」
あ「…本当にすいません。あれ以来どうしても暗いところが苦手で…」
慧「あれ以来？？」
あ、あのこと知ってるの颯馬先生だ
けど、今更隠すのもなー
慧「言いたくなければ言わなくてもいいよ」
あ「いえ、大したことではないので…８年前、私事故で両親をなくしていて」
慧「え？？」
あ「両親は私を庇うようにして亡くなったんです。その時の場所が真っ暗で…両親から流れる血の匂いと周りから聞こえる泣き声や悲鳴が今でも頭から離れなくて苦笑」
慧「…」
あ「…ほんと、恥ずかしいですよね苦笑。そのうち治るかなーって思ってたんですけど、なかなか治らなくて笑笑。今でも暗いところが苦手です…」
慧「…」
シーン)
この沈黙がつらい(泣)
やっぱり言わなければ良かった
慧「Aせんせい…」ｽｯ
あ「はい？？」
なぜか手を広げて待っている伊野尾さん
私には理解できません
あ「あの…どうされましたか？？」
慧「あーもう！！」
あ)ﾋﾞｸｯ
え、私何か怒らせるようなこと言った！？
あ「えっと、ごめんなさ…！！」
ｷﾞｭｯ
慧「なんで謝るのさ…A先生は謝らなくていいんだよ？？」
あ「けど…」ｽｯ
伊野尾さんの人差し指が私の唇にそっと当てられた
慧「そうやって今まで抱え込んできたの？？」
＿＿＿＿今まで抱え込んでいたのかな？？
慧「…もう抱え込まなくてもいいんじゃない？？」
＿＿＿＿抱え込まなくなったら楽になれるの？？
慧「＿＿＿＿俺も頼ってよ」
あ「え？？」
慧「…ずっと言わないでおこうと思ったけど、言うね？？今から言うことは聞き流してもいいから」
あ「はぁ…」
何言われるんだろう？？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 174人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「有岡大貴」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ろいろい(プロフ) - 玄ちゃん様-自分で気づかないので、ご指摘頂きありがとうございました！！変更致しました^^ (2018年3月8日 22時) (
レス) id: 9d275caf6b (このIDを非表示/違反報告)
ろいろい(プロフ) - EY様-返事が遅くなり申し訳ありません！！これからもよろしくお願いします^^ (2018年3月8日 22時) (レス) id: 9d275caf6b (このIDを非表示/違反報告)
玄ちゃん(プロフ) - 設定の所、名前変更きちんと出来てませんよ。 (2018年3月7日 9時) (レス) id: f00d27de65 (このIDを非表示/違反報告)
ＥＹ - この作品とてもとても、面白いです！更新大変だと思いますが、頑張ってください！待ってます！！ (2018年2月28日 21時) (レス) id: c47a548f03 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ろいろい | 作成日時：2018年2月26日 21時
