LOVEペディア【佐藤健】

好きが増えていく ページ6

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───・・・



健「じゃあそろそろ帰る？」

「うん、そうだね」




しばらくすればもう敬語を使わなくてもなれてきて

それはきっとこの人の人柄なんだろう



健「心配だからさ、送らせて？」

「そんな、心配されるほどの距離でもないよ？」

健「俺が心配なだけだから、ね」


いくよ、と言って手を引かれる


、、、手を引かれる


、、、、、！！！！！




「ちょっと、、、」

健「どした？」

「さすがにまずいよ」

健「あー、そっか、」


でも繋ぎたかったんだから仕方ないでしょ？

ってにやって笑う



あー、もう、ずるいなあ

そんなこと言われたら好きになっちゃう



わたしって単純な女




さりげなくエスコートされ、タクシーに乗り込む

健「Aちゃん、住所言える？」

「子供じゃないから、、笑」



タクシーが走り出しても手は繋がれたままで

右手だけが熱くて

いや、、、顔も熱いかもしれない


それすらもわからないくらい意識してて



チラッと隣を見ると窓の外を見ていた

、、様になるなあー



ただ外を見てるだけなのにかっこいいだなんて





健「着いたよ、降りて？」

「いや、お金、」

健「、、じゃあ、後でもらうから先降りれる？」



そう言われて、タクシーを降りると

少ししてから佐藤さんも降りてきてタクシーが走り出した


健「家ここ？」

「はい、
あの、お金」

健「受け取れないよ、ほら、家すぐだよ」

「さっきも払ってもらったのに、」



さっきのお店でもわたしの知らない間にお会計が済まされてた



健「じゃあさ、そのお礼にさ？
今度Aちゃんの作ったご飯、食べさせて？」

「え、そんなのでいいんですか」

健「そんなのって笑
それがいい」




また、好きが増えていく




「うん、わかった、、ありがとう」

健「じゃあ、おやすみ」


「おやすみなさい、
気をつけてね」


ぼーっと姿が見えなくなるまで見つめてて

その姿が見えなくなった後でもぼーっとしてて



家について

幸せだったなあと噛み締める




「、、、、、、すき、」

我慢→←かっこいい。

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