廻り始めた恋 (ページ2)

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S.Y&I.M ページ2

通陽side みちゆじ同級生設定

「」悠仁、『』通陽

「稲葉！古文の教科書貸して！」

『またぁ？昨日もだったでしょ

はい、また変な落書きしないでね』

「んーどうしよっかな笑

さんきゅ！」

はぁ、朝から騒がしいやつ

僕の名前は稲葉通陽、高校2年生

そしてさっきのは鈴木悠仁、隣のクラスの友達

星｢あいつ絶対持ってくる気ないじゃん笑」

『本当だよ、

こっちの身にもなって欲しいくらい』

なんでかわかんないけど1日に一個は教科書を忘れる悠仁と

毎回貸す羽目になる僕

別に僕のじゃなくてもいいのに

貸してしまうのはこの恋心のせいだろう

元気な君に人生で初めて恋をした

〜一年前〜

知り合いがいない僕に話しかけてくれたのは悠仁だった

｢俺鈴木悠仁！よろしくな！｣

ドキッ

胸が高まった

ん？なんだこの気持ち

ドキッてなった、？

それからこれが恋だって気づくには時間は要らなかった

｢稲葉〜一緒に帰ろうぜ！｣

持ち前の明るい性格のお陰で友達がたくさんいるのに

人見知りでなかなか友達ができなかった僕と仲良くしてくれた

『んーいま行くねー』

今年はクラスが違くなってしまったのに話しかけにきてくれるし、変わらず仲良くしてくれる

だからこのままでもいいかなって思ってるんだ

だって告白とかよくわかんないし、気持ち悪いって思われたくないもん

悠仁side

｢悠仁の絵見たら授業中笑っちゃう｣

『稲葉の方そうだろ笑笑』

今日もまたわざと忘れ物をして稲葉に借りに行く

少しでも話す時間が増えればいいなって俺の自己満だけどね

長｢お前また借りてきたのかよ笑

そろそろバレるぞ笑｣

『全然気づかねーもんあいつ

まじで鈍感すぎるだろ！』

こんなにもアピールしてるのに君は気づかないまま

俺がこんなに話しかけに行くのお前だけだし、

なのに気づく気配なし

もーいっそのことストレートに言った方いいのか？

他のやつに取られてたまるか

No side

『稲葉』

｢んー？どうしたの｣

『好き

俺稲葉のこと好き』

｢はっ、？！？！

その好きって『こーゆーこと』

ﾁｭｯ

｢っ、！ずるい悠仁｣

『好きだよ』

｢僕だって、！！！

すきだ、よ、！｣

『えまじ？！

俺と付き合って』

｢っうん、

悠仁、だいすき｣

『、！！！！

お前の方ずるいだろ』

｢？？？｣