18白いぬくもり(過去) ページ18
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(少し前のお話‥)
俺はベポ。ハートの海賊団の航海士の熊だ！
キャプテンの指示でシャチとマーチ島へ急遽医療品の買い出しに寄った日の夕方からすごい嵐に遭遇した。
でも俺の船はこの世界では珍しい潜水艦。潜れば海軍にも敵にも手は出せなくなる、とっておきの家なんだ！
だからどんな嵐でも海底へ潜ればいつも穏やか。
「急げ‥デカイ嵐がそこまで来てる！こりゃやべぇ、」
「あいあい！」
えっさ、おっさ、真っ白の大きな熊が喋りながら走る姿を島中の人間が不思議そうに振り返り見ていた。浮上する我が家を目指し、一生懸命走っていた時に視界の端でほんの一瞬何かが動いたんだ。
「‥‥なんだ、死体か。可哀相に、」
「違う‥！まだ息がある！！」
シャチは連れ帰るのに大反対したんだよ、置いておけって。
酷いよね？！ほら、抱き上げて顔を覗いたけど俺も見たことないくらいに可愛いんだよ。
‥頭に酷い怪我をしてるからきっと今ずっと先に見えるあの嵐で船から落ちちゃったんだと思う。
「‥‥ベポ、何だそれは」
青筋を浮かべ刀に手をかける、久しぶりに激怒してるキャプテン。シャチは隣で震えてるけど俺はこの女の子を助けたかったんだ。
「お願いキャプテン‥。俺、今から‥皿洗いも風呂掃除も、洗濯も頑張るからさ、お願い助けてキャプテン」
暫くして、大きなため息をついたキャプテンは頭を抱えて背を向け船内へ入っていった。何も言わないけどわそれはきっと連れて入れって意味で。
ピクリとも動かない冷たい身体をギュッと抱き締めて背中を追いかけた。
【緊急オペだ。全員手術室から出て船を海底へ。暫く島の電波を妨害。こいつは厄介な物件だ】
そうキャプテンが言って、分厚い扉が閉められる。
．
何時間経っただろう、皆も最初こそは興味津々でドアの近くをうろうろしていたけど、もう誰も来なくなった。
薄暗いこの廊下に、１人座って待っていると隣にドカリと誰かが座ってくる。
ペンギンとシャチだ。
「‥‥助かるかな、あの子」
「ダメかもな、あの傷じゃ」
「キャプテンなら大丈夫さ」
．
━━━━━━━━━━━━━━━
(‥‥悪いがお前を利用させてもらう)
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嫁子ちゃん。(プロフ) - 読者の皆様！こんにちは(^^)新しいアカウントになりました！末っ子ちゃん更新してますので、私に飛んで楽しんで戴けたら幸いです‥(*^^*) (2021年4月30日 9時) (
レス) id: 8e3cf6a3ac (このIDを非表示/違反報告)
嫁子ちゃん。(aug)(プロフ) - マリンさん» 本当ですか？！嬉しい‥( ｡ﾟДﾟ｡)私も書きながら悶絶しております‥wちびマルコ。マリンさまの為に書きますよ！アカウント変わりましたが続編作りましたのでまた絡みに来てください！ (2021年4月12日 13時) (レス) id: b51500dff7 (このIDを非表示/違反報告)
嫁子ちゃん。(aug)(プロフ) - 蒼鳥さん» 毎回だなんて‥泣ける嬉しい(ToT)ありがとうございます‥！アカウント変わりましたが続編‥書きました！是非ともまた感想教えてください( o´ｪ｀o) (2021年4月12日 13時) (レス) id: b51500dff7 (このIDを非表示/違反報告)
嫁子ちゃん。(aug)(プロフ) - 名無しさん» ありがとうございます！楽しみにしてもらえて光栄です‥！続編、アカウント変わりましたが作りました。良かったら遊びに来てくださいね(^-^)/ (2021年4月12日 13時) (レス) id: b51500dff7 (このIDを非表示/違反報告)
マリン - 二人がくっついて叫んでました(笑)ちびマルコ….！みたいです！ (2021年4月11日 19時) (レス) id: 6f6628a406 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嫁子ちゃん。 x他1人 | 作者ホームページ：https://Twitter.com/yomeko_zzz
作成日時：2021年3月24日 17時
