16隠しきれない想い ページ16
ここは、新世界一の色街ヨーク島のとある飲み屋。
キラキラと光る色に照らされる、豊満なボディにタイトなドレスに身を包んだ女たち。厚い化粧に隠れきれない、欲望が溢れ出し渦巻く。
甘い声と顔が歪みそうな程のにおいが全身を包み、今すぐにでも逃げ出したくなる場所だ。
「いやーん♡隊長さぁんっ、」
「ちょっと、あんたはあっちに居なさいよ！」
「隊長さ〜ん、私のほうが、‥いいわよぉ？」
ベッタリとワザとらしく腕に胸を押し当て、脚を絡めてくる女たちにゾッとする気持ちを隠し、本題を切り出した。
「この街に死の外科医‥ってのは来なかったかい？」
「‥‥私を抱いてくれたら、教えてあげても？」
ねっとりとした視線で、顔を近付けて来た店一番の商品、カトレア。周りがざわめき、マルコはカトレアの腰を抱き席を立つ。
苦虫を噛み潰したような顔をする他の女たちに、勝ち誇ったかのような笑顔を振り撒くカトレアは嬉しそうにマルコにもたれ掛かり腕を絡める。
店から出た細い路地に入り、マルコは女を壁際に押し付けた。それを良いように勘違いしたカトレアは幸そうな表情を見せた。
「私、不死鳥マルコに抱かれた女になれるなんて‥箔が付くわ、嬉しい‥ねぇ早くホテルへ‥！！！」
「今すぐ喋るか
首から冷たい何かが流れたのを感じ、状況を察知したカトレアは涙を溜めて何度も頷く。
「っっ‥、昨日！‥っ乗ったらすぐに船を
ガクガクと震える様子を見て、嘘ではないと確信する。カトレアには見向きもせず、あっという間に不死鳥になり島を後にしたマルコ。
「目星は付いていたが‥！ずっと海の下ならいくら探しても見つからねぇわけだい‥！」
何度も新聞を騒がせた男、トラファルガー・ロー率いるハートの海賊団。
麦わらと同盟を組む辺り、Aへの扱いはまだ大丈夫だろう。しかし人質に取られた事には代わりない。
エースともマメに連絡を取り合った成果だ。Aは確実にトラファルガーの元に居る。
【エース！すぐ帰れ！朝イチ緊急会議！】
でんでん虫に叫び、叩き切ればポケットへ押し込んだ。
．
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『‥‥あなただあれ？』
「わ！！人間のメスが起きたよキャプテン！！」
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嫁子ちゃん。(プロフ) - 読者の皆様！こんにちは(^^)新しいアカウントになりました！末っ子ちゃん更新してますので、私に飛んで楽しんで戴けたら幸いです‥(*^^*) (2021年4月30日 9時) (
レス) id: 8e3cf6a3ac (このIDを非表示/違反報告)
嫁子ちゃん。(aug)(プロフ) - マリンさん» 本当ですか？！嬉しい‥( ｡ﾟДﾟ｡)私も書きながら悶絶しております‥wちびマルコ。マリンさまの為に書きますよ！アカウント変わりましたが続編作りましたのでまた絡みに来てください！ (2021年4月12日 13時) (レス) id: b51500dff7 (このIDを非表示/違反報告)
嫁子ちゃん。(aug)(プロフ) - 蒼鳥さん» 毎回だなんて‥泣ける嬉しい(ToT)ありがとうございます‥！アカウント変わりましたが続編‥書きました！是非ともまた感想教えてください( o´ｪ｀o) (2021年4月12日 13時) (レス) id: b51500dff7 (このIDを非表示/違反報告)
嫁子ちゃん。(aug)(プロフ) - 名無しさん» ありがとうございます！楽しみにしてもらえて光栄です‥！続編、アカウント変わりましたが作りました。良かったら遊びに来てくださいね(^-^)/ (2021年4月12日 13時) (レス) id: b51500dff7 (このIDを非表示/違反報告)
マリン - 二人がくっついて叫んでました(笑)ちびマルコ….！みたいです！ (2021年4月11日 19時) (レス) id: 6f6628a406 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嫁子ちゃん。 x他1人 | 作者ホームページ：https://Twitter.com/yomeko_zzz
作成日時：2021年3月24日 17時
