story.92 ページ45
・
それから、学校はやめた。
あの女とは一度も会わなかった。
どんな手を使ったのかは分からない。
少し気になったこともあったけど、何も聞かなくていい気もした。
それを聞いたところでこれからが変わるわけでもないんだから。
私は、ここにいられるだけでいい。
それはきっと依存のようなものでもあると思う。
彼らの優しさに甘えて
私は彼らから離れられなくなってる。
それを彼らも良しとしている。
目が覚めると猫さんがいて
毎日面白くて、毎日飽きない日々がやってくる。
今までの日々がなかったかのように塗り替えられた。
それでも、腕の傷はたまに増えるけれど。
「くもんちゃん?準備出来たよ」
色んなことがありすぎて、やっと約束していたコラボができる状況になった。
沈むけれど
勇気が出て
共感できて
背中推される曲。
「あ、まって、入りだし難しいんですけど」
「難しいね。頑張れ」
「大分他人事じゃないですか」
「ほら頑張って!!」
生活に慣れたことによって
私の妙な人間不信的要素もこの人達名前ではなくなった。
話し方も自然になってきたはず。
・
152人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
れいら(プロフ) - 青黒狐さん» 返信に1年もかかり申し訳ありませんでした。コメント、ありがとうございます。この作品が、青黒狐様にとって素敵な作品になれたなら、とても嬉しいです! (2021年1月9日 13時) (レス) id: 7ef5ab0f96 (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - ゆうさん» 返信に1年もかかり申し訳ありませんでした。コメント、ありがとうございます! (2021年1月9日 13時) (レス) id: 7ef5ab0f96 (このIDを非表示/違反報告)
青黒狐(プロフ) - あなたの文章に惹きつけられました。読めて良かった。本当にありがとう。 (2020年3月28日 1時) (レス) id: 9d8461f712 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - すごく面白かったです!(今更) (2020年1月5日 18時) (レス) id: c9130f71a4 (このIDを非表示/違反報告)
Luna(プロフ) - お聖さん» コメントありがとうございます!返信遅くなり申し訳ありません。たくさんの褒め言葉、とても嬉しいです!これからもよろしくお願いします! (2019年8月17日 8時) (レス) id: 72cfa00c25 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Luna x他1人 | 作成日時:2019年3月28日 16時