story.8 ページ8
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「そんでさ」
普通に話しかけてくるけど、詐欺とかに引っかからない？この人。
どうするの？私が世にいう害悪リスナーだったら。
「わし道分からないんだけど案内してくれない？」
「はい？」
笑顔で何を言ってるんだ。
「昨日帰れたんじゃないんですか？」
「昨日はそらるん…友達がおったからな」
そこまで言って言い直しても遅いだろうと思いながら聞き流す。
というかもう９６猫さん確定。
「一昨日引っ越してきたからよくわかんなくて」
ダメかななんて
自分よりも背の低い９６猫さんに聞かれる。
流石に目の前に困っている人がいるのに無視はしないほうがいい。
「いいですよ。家、どこですか」
「あぁ！天使！」
初対面にもこんな感じなんだなぁ。とのんびり考える。
きっとこの人といる人は本当に楽しんでいるんだろう。
それじゃあ目の前にいる女性は疲れないのだろうか。
…気にすることじゃない。
道を案内するだけ。
それだけのほんの少し接触した関係。
詮索はしちゃいけない。
人と深く接触していいことなんてない。
気にしたら負けだ。
近くに何があるのか等を聞いてそれらしき場所に向かう。
「いやぁ、みんな仕事だったりだからほんとに焦ってたんだな〜これが」
焦る様子のない目の前の人は笑顔でいう。
自然な笑顔。
そんなもの、どうやってやるんだっけ。
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Luna(プロフ) - ヤミハナさん» コメントありがとうございます！お力になれたのなら、本当に嬉しいです！ (2019年6月12日 21時) (
レス) id: 72cfa00c25 (このIDを非表示/違反報告)
ヤミハナ - この作品のおかげで少し自傷行為を我慢できるようになりましたありがとうございます (2019年6月10日 16時) (レス) id: a124146768 (このIDを非表示/違反報告)
Luna(プロフ) - 夕蘭さん» ありがとうございます！文才なんて皆無です笑本当にありがとうございます！ (2019年3月19日 22時) (レス) id: 72cfa00c25 (このIDを非表示/違反報告)
夕蘭(プロフ) - この作品、大好きです！文才分けてください笑笑これからも頑張ってください！応援してます！ (2019年3月19日 16時) (レス) id: fe8a152210 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Luna x他1人 | 作成日時：2019年3月18日 2時
