story.7 ページ7
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学校についてしまえば憂鬱も何もない。
来てしまったのだから。
自分の机でイヤフォンで歌を聴く。
耳に流れてくる音が好き。
自然と入ってくるこの感じが好き。
チャイムが鳴ればそれも終わりだけど。
HRが終わって、1時間目が始まる。
時間が過ぎていけば学校なんてすぐ終わる。
漫画や小説のように屋上の解放なんてされていない。
昼は購買で買ったパンとお茶を教室で。
そうやって毎日を過ごす。
そうやって下校の時間になる。
私の学校生活に特別なものも何もない。
あと少しで家ってところで昨日のコンビニの前を通る。
「あ！」
そんな大きな声が耳に入る。
昨日も今日も聞いた声。
なんて奇跡。
そう思いながらも聞こえてないふりをするも
彼女はそんなこと気にしないのか、気付いていないのかこちらに来た。
「昨日の子だよね？」
確信せずに話しかけてきたのか。
「違います。」
「絶対そうやん！」
反射的に、誰ともかかわりたくない本能が答えたのに
９６猫さんらしき人物は笑ってそれを無視する。
何でそこで確信するんだ。
「だって蜘蛛音さんに声そっくりやったからね〜。インパクト！」
「え」
思っていたことだったからってのもあるけど
蜘蛛音という存在を知っていることにも
話し声だけで気付かれたことにも全部に驚いた。
「てか、学生さんやったんやね。」
とても見えないと言ってくる彼女はすごくフレンドリー。
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Luna(プロフ) - ヤミハナさん» コメントありがとうございます！お力になれたのなら、本当に嬉しいです！ (2019年6月12日 21時) (
レス) id: 72cfa00c25 (このIDを非表示/違反報告)
ヤミハナ - この作品のおかげで少し自傷行為を我慢できるようになりましたありがとうございます (2019年6月10日 16時) (レス) id: a124146768 (このIDを非表示/違反報告)
Luna(プロフ) - 夕蘭さん» ありがとうございます！文才なんて皆無です笑本当にありがとうございます！ (2019年3月19日 22時) (レス) id: 72cfa00c25 (このIDを非表示/違反報告)
夕蘭(プロフ) - この作品、大好きです！文才分けてください笑笑これからも頑張ってください！応援してます！ (2019年3月19日 16時) (レス) id: fe8a152210 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Luna x他1人 | 作成日時：2019年3月18日 2時
