story.37 ページ38
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結局何も口を出さないままに猫さんが隣にいる。
しかも、お酒なんか持ってきちゃって。
普段は飲まないけど二人がいるからなんて言って。
「自由…」
「そうだよ。自由は大事だよ」
いや、そんなこと聞いてない。
いや、確かに大事だけど違う。
お酒。
匂いが好きじゃないんだよな。
こう、殴られ時の一番痛いのって飲んでた時だったから。
ビールが苦手。
でもそんなわがまま言ったらきっとダメ。
嫌われるし、面倒くさい女になる。
それはやっぱりいや。
「くもんちゃんどした？」
また顔に出てたってやつ？
何でもないと言えばまたあの不服そうな顔。
いい女ってやつは
きっとここでおつまみなんかを作ったりするんだろうけど
あいにく冷蔵庫には何もないし
未成年にそんなもの求めたって意味ない。
三人は楽しそうだし大丈夫だろう。
そんなこと考えながら少しだけ作業に手を出す。
…うわぁ、感情的だな。
大分きてた時だったからな。
叫ぶように、嘆くように、訴えかけるように
聞いてる今と歌ってる蜘蛛音はまるで別人。
「蜘蛛音さんそれ次投稿？」
「そうですよ。作業が終わったら」
「え、聴きたい」
いや、だから作業終わってないって。
それなのに懇願されたら聞いてしまうのはなぜなのか。
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Luna(プロフ) - ヤミハナさん» コメントありがとうございます！お力になれたのなら、本当に嬉しいです！ (2019年6月12日 21時) (
レス) id: 72cfa00c25 (このIDを非表示/違反報告)
ヤミハナ - この作品のおかげで少し自傷行為を我慢できるようになりましたありがとうございます (2019年6月10日 16時) (レス) id: a124146768 (このIDを非表示/違反報告)
Luna(プロフ) - 夕蘭さん» ありがとうございます！文才なんて皆無です笑本当にありがとうございます！ (2019年3月19日 22時) (レス) id: 72cfa00c25 (このIDを非表示/違反報告)
夕蘭(プロフ) - この作品、大好きです！文才分けてください笑笑これからも頑張ってください！応援してます！ (2019年3月19日 16時) (レス) id: fe8a152210 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Luna x他1人 | 作成日時：2019年3月18日 2時
