story.20 ページ21
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気がおかしくなってるんだ。
頭が痛くて、血が足りなくておかしくなってるんだ。
「くもんちゃん？」
言っていいんだよなんて、優しいことを言われて
口を開きそうになるのを止める。
喉のすぐそこで必死に押さえつける。
今まで一度も話したことないんだ。
今日だって言わないでいられる。
言ったら、崩れちゃう。
気持ち悪がられるだけなんだから。
優しい人なのは十分に分かってる。
じゃあそんな人たちがすべてを受け止めてくれると言える？
言えないよ。
自分を受け止めるのに必死になる人間が
自分と関係のない人間のことまで受け止めることなんてできない。
そんなの分かり切ったことじゃない。
「…何かをこの場で言う事によって何かが変わるんですか？」
きっと今の私は、ただただ冷たい冷めた人間なのだろう。
それでもいい。
もう会わなければ本当にそれでいい。
「変わる。」
そう思っていたのに
目の前の猫さんは胸を張ってそう言う。
変わるって…。
何を根拠に。
絶対断言できない問いだと思ったのに。
「とりあえず、くもんちゃんの中の何かは変わるかもよ？」
まふまふさんまでもそう言い出す。
変わった人たちすぎて驚く。
私の中の何かって…なに？
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Luna(プロフ) - ヤミハナさん» コメントありがとうございます！お力になれたのなら、本当に嬉しいです！ (2019年6月12日 21時) (
レス) id: 72cfa00c25 (このIDを非表示/違反報告)
ヤミハナ - この作品のおかげで少し自傷行為を我慢できるようになりましたありがとうございます (2019年6月10日 16時) (レス) id: a124146768 (このIDを非表示/違反報告)
Luna(プロフ) - 夕蘭さん» ありがとうございます！文才なんて皆無です笑本当にありがとうございます！ (2019年3月19日 22時) (レス) id: 72cfa00c25 (このIDを非表示/違反報告)
夕蘭(プロフ) - この作品、大好きです！文才分けてください笑笑これからも頑張ってください！応援してます！ (2019年3月19日 16時) (レス) id: fe8a152210 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Luna x他1人 | 作成日時：2019年3月18日 2時
