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12. ページ12










「泡、すご」





「・・・ほんとに一緒に入んのかよ」








お風呂だぁって、脱衣所に向かえば、ランお兄さんがリンお兄さんを引き連れて着いてきて、いつの間にか裸の付き合いになった私たち。



先に洗っていいって言うから頭を洗おうとしたら、私の使うシャンプーの量を見てランお兄さんとリンお兄さん2人して頭を洗ってくれた。優しい。


体も洗おうとするランお兄さんをリンお兄さんが止めて、別にいいよーなんて言いながら1人で洗った。






泡風呂に浸かって、後ろで軽くランお兄さんがお団子にしてくれた髪を触る。


人に髪を結んでもらったのなんて初めてで、ちょっと嬉しかったり。




私の次にランお兄さんが湯船に入ってきて、どっこいしょって、私を抱え込むように座る。


一気にお湯の水位が上がって、きゃーって笑っちゃう私は、今だけ少し幼くなれる。








「・・・ランお兄さん体かったぁ」





「惚れる?」





「すっっごいと思う」





「分かってんじゃん。ランお兄さんって呼びにくくない?」





「・・・ランにぃ?」





「可愛いじゃん」










暖かいお風呂の中、ランにぃとキャッキャしてれば、俺ここに入んの?なんて言いながら髪の毛を結ぶリンにぃ。



ちょっと嫌そうな顔してるけど、なんだかんだ入ってきて、お湯がドバっと湯船から出ていった。








「3人で入れるってすごいねぇ」





「お前ちいせぇからな」





「・・・小さくないもん」





「胸の話じゃねぇわ。いや胸もちっせぇけど」





「あー、もう、許さない・・・」





「じゃあ泊めてやんねぇ」





「うっそ」





「兄貴もAもテンション高ぇ・・・」





「リンにぃも上げてこ」





「JKうぜぇ・・・」








私の人生で初めての、優しい2人との出会い。












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☆真菜*(プロフ) - ありがとうございます! (2023年3月28日 18時) (レス) id: af29f1e969 (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - ☆真菜*さん» コメントありがとうございます!!とっても嬉しいです!ぜひぜひお好きなようにお願いします〜!ありがとうございます〜! (2023年3月28日 18時) (レス) id: bc1f8927b1 (このIDを非表示/違反報告)
☆真菜*(プロフ) - 素晴らしい作品を見つけてしまった!どうか私の小説の方でるるさんを宣伝(紹介)してもよろしいでしょうか!!!! (2023年3月28日 9時) (レス) id: af29f1e969 (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - ミルねこさん» コメントありがとうございますー!とっても嬉しいです!今後もよろしくお願いしますー! (2023年3月17日 16時) (レス) id: bc1f8927b1 (このIDを非表示/違反報告)
ミルねこ - うっ……神作品を見つけてしまった…!夢主ちゃんに感情移入し過ぎで涙腺ヤバいです……!!蘭ちゃぁぁ〜ん!!早く連れ出してぇ!!続き、楽しみにしてます!! (2023年3月16日 21時) (レス) id: 0b8b35e0bd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:るる | 作成日時:2023年3月2日 0時

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