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38. ページ38











「うわ、危な・・・。だから早くした方がいいって・・・」





「何?俺に文句?」





「文句じゃねぇけど・・・」









私から少し離れた、と言っても多目的トイレの中だから、いうほど離れていない場所で伸びてる谷口先生。




きっと彼を伸ばした張本人である、紫色の髪をした男性2人。







こ、れは、とりあえず、お礼?




混乱した頭の中で、とりあえずありがとうございますと声を絞り出す。


涙が止まらないままお礼を伝えるけれど声がかすれて上手く話せない。









「あー、いや、俺らも単純な善意で助けたわけじゃねぇし」








そう言って、とりあえず泣きやめよと高そうなスーツの袖で私の涙を拭ってくれる。





私は何とか泣き止んで、乱れた服を直してグチャグチャに何とか結ばれていた髪を解いてから、後から入ってきた紫色の髪をした人が伸びてる谷口先生を縛りあげてるのを見た。









「あの、単純な善意じゃないって、」





「あー、礼を貰おうと思ってやったっつーか」





「おれ、い。あの、体目的じゃなかったら、どんなことでも、」





「話が早くて助かるなぁ竜胆。じゃ、着いてきてくんね?」









竜胆と呼ばれた人はほんの少し呆れたような顔をして、竜胆さんでない人は私の腕を引いて歩き出す。






私はされるがまま、優しく腕をひかれて歩く。









「あの、お礼の内容って、」





「俺らの上司何とかして欲しいんだよね」








・・・え、わかんないどういうこと。













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@じゅら - 主さんの作品では多分初コメです!失礼します!前からお気に入り登録をしていて、これで読み返すの3回目ぐらいです笑 でも何回読み直してもやっぱ神です!最後の春ちゃんが「こら、体拭けクソ」って所が好きです!これからも頑張って下さい (12月7日 23時) (レス) @page47 id: d21974408e (このIDを非表示/違反報告)
蘭奈莉逢瑠悲@カナリア:ルカ(プロフ) - 読み終わりました!最初ドキドキしてたけど,やっぱ神作だった…作者様ありがとう!! (11月29日 6時) (レス) @page48 id: 4d14879615 (このIDを非表示/違反報告)
3-114 36(プロフ) - はなさん» ありがとうございます!読めるようになりました!最高です! (2022年9月26日 1時) (レス) id: 4e0064ee9d (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - 3-114 36さん» 報告ありがとうございますー!こちらのミスで見られなくなってました。すみません。今は見れると思いますので、ぜひ呼んでやってください! (2022年9月25日 18時) (レス) id: 544f54aa0d (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - ワンロボさん» コメントありがとうございます!!谷口先生はボコボコです♡最後までお付き合い頂きありがとうございました! (2022年9月25日 18時) (レス) id: 544f54aa0d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はな | 作成日時:2022年3月18日 16時

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