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「Aちゃんって何年生?」
「2年です」

今日教室来てたよね?


「あー、そうだったそうだった」
あはは、という先輩の笑い声だけが静かな道に響く

なんやかんやでこいつと帰らなければいけなくなったが...
正直、嫌悪感でさっきからずっと表情がこけしみたいになっている


「いやー、こっち方面から帰んの久々だなー」

違う方面なら違う方面で帰れよ
つか、あんたは家じゃなく土に還れ








「今、土に還れって思った?」
「...えっ」

ニヤッと笑う先輩を一瞥した
嘘でしょ...

「なんでわかったんですか」
「それ本人に言う?普通」
「純粋に今のはビビります」

こいつめ、妖怪か





「てかさー、Aちゃんなんでこんな遅くまで残ってたの?部活?」

「あ、はい、先輩の自主練に混ぜてもらってました」

「何部?」
「バレーですけど...」
「マジでー!?俺も!」
「知ってます」

有名だもの、悪い意味で


「まあ、けっこーうちは強豪だからな」
「それ、自分で言いますか...本当にそうらしいけど」









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そこからは、男バレの話をたくさん聞いた




レシーブに力を入れてる、とか

その中でも夜久さん、っていう人がすごい、とか

リエーフっていう1年が下手くそで困ってる、とか

猛虎がうるさい、とか...これは予想通りだったけど



自分の仲間のことを自慢げに話す黒尾先輩は、とても輝いて見えた



特に


「うちのセッター研磨っていうんだけどさー」


この研磨って人の話をするときは、とっても嬉しそうだった

私が見てきた胡散臭い作り笑いじゃなくて、楽しそうに清々しく笑っていた


あ、こんな顔もするんだ...って思った

普段からこうやって笑えばいいのにって



なぜか、このときはこの人に対する嫌悪感も消えていた

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なやぽん(プロフ) - あかりさん» ありがとうございます。この小説、多分完結が相当先になりそうなので笑何卒末長くよろしくお願いします。 (2016年7月28日 21時) (レス) id: 35adc3de77 (このIDを非表示/違反報告)
あかり - なやぽんさん» いえいえ、いいんですよ。 うんうんっ、クロカッコいいよね!おっけー、完結するまでずっと応援するよん!! (2016年7月25日 22時) (レス) id: fb7d058e99 (このIDを非表示/違反報告)
なやぽん(プロフ) - あかりさん» あ...本当ですね、大変失礼いたしました。すぐに直します。教えていただきありがとうございました。クロすごくかっこいいですよね、私も大好きです。これからも頑張りますので、応援よろしくお願いします。 (2016年7月25日 12時) (レス) id: 35adc3de77 (このIDを非表示/違反報告)
あかり - あ、あと32話2つありましたよ。 (2016年7月25日 9時) (レス) id: fb7d058e99 (このIDを非表示/違反報告)
あかり - つ、続いがぁ…気になる!!クロ好きすぎて禿げそう←なんかもう2人を見てたらはよくっつけって思うWATASHI←応援してますっ (2016年7月25日 9時) (レス) id: fb7d058e99 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なやぽん | 作成日時:2016年3月10日 20時

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