見ちゃった3 ページ5
___in放課後
衝撃の昼休みから数時間
まじでとんでもないものに遭遇してしまった...
せめて家でやれよ、まじでさー
...でも
___「今ガタッて」
本当に気づかれてないだろうか
本当に
なんか、嫌な"予感"がする
「おーい、A...おーーい！」
聞き覚えのある声で現実に引き戻された
「ん、夏希、どしたの」
「どーしたのはあんたでしょ？さっきから話しかけても上の空って感じだし」
「あー、ごめん」
「なんかあった？」
「...えーと」
少し詰まる
_____「...ってつろ、もっ...むり、あっ」
いやあの、なんかなくはなかったんだけど
うん、思い出すだけでもちょっとなー
とりあえずここは
「んー、夏希と映画見に行きたいなーって
ほら、今CMでやってるやつ」
ごまかしとこ
「まじで！？うちも見たいなーって思ってた！」
「いつがいい？」
「じゃあ明日！」
「いーよ、楽しみにしてる」
「うんっ！」
...やっぱこの純粋ちゃんに嘘をつくのは心が痛いな
これで最後にしたいけど...
そのときだった
「Aー、なんか先輩が呼んでるよ」
「あーい」
先輩？
だれだろ
「...
っっ」
ドアに手をかけた瞬間背筋が凍りついた
「どうもどうも、佐藤Aちゃんだよね？」
瞬時に顔がこわばるのがわかった
この低い声
_____「ゆかっ、...んっ」
黒尾先輩だ
「は、はい」
声が震える
体が動かない
やばい...やばいっ
「Aちゃんさっ、これ落としたよね」
差し出されたのは、生徒手帳だった
え...これ私の？
まさか走ったときに落とした！？
「ちょっとまって...うそ」
いつも生徒手帳を入れてるポケットを服の上から強く押して確認する
力みすぎてもはや叩いてる
でも、ポケットは空だった
「どこに、あったんですか」
胸がドクンと脈打った
「んー、第一と第二資料室の間んとこ」
ナンテコッタ
私がいたの、もしかしてバレてる？
いやいやでも、それで私が昼に行ったことが限定されるわけでも無いし
えーと、えーと
「わざわざありがとうございました、以後気をつけます」
とにかくこれ以上話したら危ない
さっさとずらかろう
と
思ったのに
「...わっ」
黒尾先輩に腕を掴まれて身動きが取れない
どころかぐいっと先輩の方に引き寄せられた
顔が近づいてるのが恥ずかしくて横を向くしかなかった
その瞬間
「お前、見ただろ」
耳元でそう囁かれた
一瞬で血の気が引いた
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なやぽん(プロフ) - あかりさん» ありがとうございます。この小説、多分完結が相当先になりそうなので笑何卒末長くよろしくお願いします。 (2016年7月28日 21時) (
レス) id: 35adc3de77 (このIDを非表示/違反報告)
あかり - なやぽんさん» いえいえ、いいんですよ。 うんうんっ、クロカッコいいよね！おっけー、完結するまでずっと応援するよん！！ (2016年7月25日 22時) (レス) id: fb7d058e99 (このIDを非表示/違反報告)
なやぽん(プロフ) - あかりさん» あ...本当ですね、大変失礼いたしました。すぐに直します。教えていただきありがとうございました。クロすごくかっこいいですよね、私も大好きです。これからも頑張りますので、応援よろしくお願いします。 (2016年7月25日 12時) (レス) id: 35adc3de77 (このIDを非表示/違反報告)
あかり - あ、あと32話2つありましたよ。 (2016年7月25日 9時) (レス) id: fb7d058e99 (このIDを非表示/違反報告)
あかり - つ、続いがぁ…気になる！！クロ好きすぎて禿げそう←なんかもう2人を見てたらはよくっつけって思うWATASHI←応援してますっ (2016年7月25日 9時) (レス) id: fb7d058e99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なやぽん | 作成日時：2016年3月10日 20時
