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見ちゃった15 ページ17

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「ここは俺が!」
「ふざけるな、俺が!」
「お前らに任せられるか、俺がいく!」
「いや俺が」
「えぇー...」

そして始まる殴り合いの喧嘩
もちろん、私と夏希は入ってない





「「えと.....」」
困惑、の一言に尽きる



「多分、二人一気に出ても大丈夫な気がする」
「うん」

ほんとにバカなの?
私たち逃げちゃうよ?



「...いくか」
「そだね」


こいつら、本当に大丈夫?心配になってきた







そのとき



「じゃあもうこうしよう!誰が一番先に二人を捕まえるか競争だ!」
「「「「おお、いい考えだね!」」」」

「は...?」
「え...」


五人のギラリとした目が私たちに向けられる

夏希、やっぱあんただけ先に出た方が良かったかもね


「「「「「うおおおお、一番はおれだああああああ」」」」」

一斉に襲いかかってきた
え、いきなり!?
ええーー!!!
どうしよう、どうしよう
えっと


だあああああ、もうどうにでもなれ!


「あ、ああ、あそこにUFOがあああ!!!!!!」

右を指差して思いっきり叫ぶ









と、同時に




「「「「「えっ!?」」」」」



右を向く五人
あ、こいつら、ほんとにバカだ



「夏希!」
「うん」


体育館のドアに手をかけて、外に出る


あ、まて!って声が聞こえるけど、私なんも聞こえないから!



階段を駆け下り、廊下を走り......





けど



「「「「「待てええええ」」」」」

男子の走力に、女子が敵うわけない

このままじゃ、追いつかれる!


「夏希、先行って!」
「A!?」

と、そこらへんにあったほうきを持って一番最初に走っていた奴の足を引っ掛ける

「うわあ!」
そして、案の定盛大にこける

そして盛大にこける一人目につまづき、その後ろを走っていたやつも盛大にこける
そうした負の連鎖は止まらずに、全員が同じようにこける


「ちくしょ、なにしやがる!」


一番最後に転んだやつの拳が私に降りかかってきた

やばっ、殴られる!


ぎゅっと、目を瞑った

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なやぽん(プロフ) - あかりさん» ありがとうございます。この小説、多分完結が相当先になりそうなので笑何卒末長くよろしくお願いします。 (2016年7月28日 21時) (レス) id: 35adc3de77 (このIDを非表示/違反報告)
あかり - なやぽんさん» いえいえ、いいんですよ。 うんうんっ、クロカッコいいよね!おっけー、完結するまでずっと応援するよん!! (2016年7月25日 22時) (レス) id: fb7d058e99 (このIDを非表示/違反報告)
なやぽん(プロフ) - あかりさん» あ...本当ですね、大変失礼いたしました。すぐに直します。教えていただきありがとうございました。クロすごくかっこいいですよね、私も大好きです。これからも頑張りますので、応援よろしくお願いします。 (2016年7月25日 12時) (レス) id: 35adc3de77 (このIDを非表示/違反報告)
あかり - あ、あと32話2つありましたよ。 (2016年7月25日 9時) (レス) id: fb7d058e99 (このIDを非表示/違反報告)
あかり - つ、続いがぁ…気になる!!クロ好きすぎて禿げそう←なんかもう2人を見てたらはよくっつけって思うWATASHI←応援してますっ (2016年7月25日 9時) (レス) id: fb7d058e99 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なやぽん | 作成日時:2016年3月10日 20時

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