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先輩の襲撃？も少なくなってきた頃
部活帰りの途中、事件は唐突に起こった
「A、助けて」
「夏希！？今どこ！」
かかってきた電話に出ると弱々しい親友の声
なんで！？
「佐藤A」
今度は夏希とは違う低くて野太い声
男か
「あんた？夏希にこんなことしたの」
自分の声が、すごい低くなったのがわかった
「全てはお前のせいだ」
「質問に答えて」
「お前は嘘をついた」
「はぁ！？なんのこと！？」
「元〇〇小学校の体育館に今すぐ来い」
警察に連絡したら代わりにこの女に報いを受けてもらう、と言う言葉とともに電話が切れた
嘘でしょ、なんでっ...
状況がうまく飲み込めないんだけど
昼間っから夏希の姿が見えないと思ったら、まさかの拉致！？意味が分からんちん！
どうしよう...私が嘘をついた？
全く思い出せない、ほんとになんのこと？
____「A、助けて」
とにかく、早く体育館に行かないと、夏希が
元〇〇小学校の体育館
ここにめがけて走る走る
もし夏希に何かあったら、とか思うと胸が張り裂けそうになる
お願い、大切な友達なのっ
そのときだった
「Aちゃんじゃーん、そんな急いでどったの？」
見覚えのある赤ジャージにトサカヘッド
「黒尾、先輩」
なんでこーゆー時に限って
でも、いまこいつに構っている余裕がない
「失礼しますっ」
ぺこってしてさっさと走る
今は走ることだけに精力を注がないと
と、思ったのに
「おい、どーした」
腕をパシッと掴まれた
こんな時に...っ
「...っ、どうもしてない」
「嘘つけ、顔面蒼白じゃねーか」
「放して...っ、何もないから」
「言え、なんかあるのバレバレだぞ」
「お願い...時間がないのっ」
「言うのが先だ」
「お願い...っ」
「........言え、今のお前を見たら俺もほっとけねぇだろ」
肩を掴まれてまっすぐこっちを見つめてきた
ぶつかり合う視線が恥ずかしくてそらすと、そらしてんじゃねぇ、って怒られた
真剣なのが、ひしひしと伝わってくる
「ほんとに時間がないの、こうしている間にも夏希が...っ」
もう泣きそうになった
「お前の連れのことか」
「私が嘘ついた、とかの理由で拉致されちゃって」
「なんだそれ、いたずらじゃねぇの？」
「.......電話で夏希が助けてって」
自分のせいで夏希を危険にさらしたことが、とても悔しかった
「とにかく俺もついてく...お前一人じゃ危ないだろ」
「は...！？」
なんでそうなる
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なやぽん(プロフ) - あかりさん» ありがとうございます。この小説、多分完結が相当先になりそうなので笑何卒末長くよろしくお願いします。 (2016年7月28日 21時) (
レス) id: 35adc3de77 (このIDを非表示/違反報告)
あかり - なやぽんさん» いえいえ、いいんですよ。 うんうんっ、クロカッコいいよね！おっけー、完結するまでずっと応援するよん！！ (2016年7月25日 22時) (レス) id: fb7d058e99 (このIDを非表示/違反報告)
なやぽん(プロフ) - あかりさん» あ...本当ですね、大変失礼いたしました。すぐに直します。教えていただきありがとうございました。クロすごくかっこいいですよね、私も大好きです。これからも頑張りますので、応援よろしくお願いします。 (2016年7月25日 12時) (レス) id: 35adc3de77 (このIDを非表示/違反報告)
あかり - あ、あと32話2つありましたよ。 (2016年7月25日 9時) (レス) id: fb7d058e99 (このIDを非表示/違反報告)
あかり - つ、続いがぁ…気になる！！クロ好きすぎて禿げそう←なんかもう2人を見てたらはよくっつけって思うWATASHI←応援してますっ (2016年7月25日 9時) (レス) id: fb7d058e99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なやぽん | 作成日時：2016年3月10日 20時
