【d!】俺の彼女は。【rbr】

29.最終 ページ31

｢ねね、ロボロ。｣

｢ん？なんや？｣

｢この前、どこ行ってたの？｣

この間、ロボロは一日中外出していた。

どこに行ったのかは｢秘密。｣で押し通されるし。

我々さん達にきいてもその日は実況は撮ってないらしいし。

｢そんなに知りたいん？｣


もちろん、とでも言うように首をぶんぶん縦にふる。


｢じゃあ、目、瞑ってくれへん？｣


｢ん。｣


ゆっくりと瞼を下ろした。



すると、



唇を重ねてきたロボロ。


｢ん、っふ｣


｢ふふ、｣



指に何かが通る感触。


｢はい、もうええよ。｣

ロボロのその声を聞き、目を開く。、


と、






私の左手の薬指に、銀色に光る指輪が輝いていた。


｢っえ、｣



｢A、俺って同棲してる今でもキスしか出来へんし、実況だってあるからあんまり構えへんかもしれん。だけど、こんな俺と結婚してくれへんか？｣



｢っ、勿論！！！｣









.

しばらくたち、我々だの人達にも連絡した。

これから、幸せに暮らせそうです。


だけど、未だ抱きつき癖は治らないけれどね。









静かに泣く人のことなんて考えてもいなかったけれど。

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